この夏、イマドキ女子が狙うべき旅先は「レインボーの村」

遠目から見ると、全体のビビットなカラフルさが、子どもの頃よく遊んだ「レゴブロック」を連想させます。おもちゃの世界のようなこの場所は、インドネシアのカンプン・ペランギ村。華やかさとは裏腹に、つい数ヶ月前までは、全く観光客が訪れていませんでした。

でも、最近になって、Instagramでの出現率が急上昇中。ジオタグで「Kampung Pelangi」と検索すると、5,000件以上の投稿が。まだ世界的には有名ではありませんが、特に女性に人気の旅先になる日も、そう遠くはないかもしれませんよ。

壁や道のイラストを使って遊び放題!

実はここ、元「スラム」だった村。

この村がレインボーになったのは、たった2ヶ月前のこと。それまではずっと、人が寄り付かないスラムだったのです。避けられる場所になってしまったことで貧困が酷くなり、村の生活に危機感を覚えた地元の先生が、どうにかして人が集まる場所にできないかと考えた結果、たどり着いたのが約325戸の家を全てカラフルに塗る、というものでした。

寄付金を募り、スポンサーの協力もあって企画は実現。見ての通り、見事にインスタジェニックな村に生まれ変わりました。

次第に村人の表情も明るくなり、犯罪が減少。それに伴い、観光客が増え、経済状況も改善されていっているそう。人が多すぎてゆっくり観光できないという問題もまだなさそうだから、今年の夏休みはベストタイミングかも!

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。