もしも、「ソーシャルメディア」を人口400人の小さな村に置き換えたら(イタリア)

FacebookやTwitterで表示されたリンクをクリックして、ここにたどり着いた人は多いかもしれません。いまや私たちの生活に欠かすことのできなくなった「ソーシャルメディア」ですが、もしも田舎にある小さな村の生活にそのサービスを置き換えたとしたら?

ちょっとほっこりする。でも考えさせられる。そんなプロジェクト「WEB0.0」を紹介しましょう。

ベンチでつぶやいたり
なんでも知ってるお婆ちゃん
に話を聞いたり…

イタリア人アーティストのBiancoshockは、インターネットサービスを、実在する「Civitacampomarano」という村の様子に置き換えました。人口400人が暮らしており、高齢者が多く、伝統豊かな地域です。スマホやデータ通信も普及しておらず通信が困難で、インターネットは未知の世界と言っても過言ではありません。

それでも村のあちこちでは、古き良き「ソーシャルネットワーク」が繰り広げられています。以下作品を見ると、ナルホドと頷きながらもしみじみ考えちゃいますね。

飛躍的に便利になった私たちの生活ですが、じつはそのコミュニケーションの根本は昔から変わっていません。改めてそんなメッセージを感じさせてくれる「WEB0.0」プロジェクト。

いつもはウィキペディアで調べちゃう些細なことも、田舎のお婆ちゃんに電話して聞いてみる?

Licensed material used with permission by BIANCOSHOCK
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。