オランダ発!太陽光発電100%の街乗りコンパクトカー

オランダのスタートアップ企業「Squad Mobility」が、100%太陽光発電で動く電動コンパクトカー「SQUAD SOLAR CITY CAR」を発表した。

現在、公共のエネルギー事業に依存しない「オフグリット」というコンセプトが注目を集めているが、この自動車はまさにオフグリットそのもの。

外部からのエネルギーをまったく必要とせず、ルーフに付けられた高効率のソーラーパネルの充電のみで走行が可能なのだ!

©Squad Mobility BV

車両には、それぞれで100kmの走行を提供する2つの交換可能なリチウム電池が付属。ルーフのソーラーパネルは1日で約20kmを走れるエネルギーを充電する。

コンパクトな車両本体には、2名分の座席スペースが用意。おもしろいことに、ドアは取り外し可能なうえ、半分が開放されている「ハーフドア」を取り付けることもできるとのこと。

後部には、68リットルの収納スペースがあるが、大きな荷物を運ぶときには、追加で243リットルのスペースを持つカーゴボックスを取り付けることも可能だ。

また、1台約6800ドル(約75万円)というリーズナブルな価格も車両の魅力。同車両は、2022年後半に製造を開始予定で、既に欧州では予約を受け付けているとのこと。

これ1台で日々の暮らしにおける二酸化炭素排出量を大きく下げられそうだ。手に届きやすい価格も相まって、かなりの普及が予想される。オフグリッドな生活の幅がますます広がっていくに違いない。

©Squad Mobility BV
Top image: © Squad Mobility BV
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。