サステイナブルで自由に組めるEVがドイツで誕生
個別にパーツを選択できる製品を「モジュラー式」と言ったりするが、モジュラー式EV車なるものがドイツで誕生した。
新興企業「ElectricBrands」の開発する「XBUS」は、LEGOをコンセプトにした電気自動車で、ユーザーの利用用途に応じて、様々なカスタマイズが可能だという。
© ElectricBrands/YouTube
ベースとなる車両は、ノーマル仕様とオフロード仕様の2種類が選べるのみで、後部に搭載するモジュールは様々な選択肢から選ぶことができる。
例えば、トラックのような仕様の「PICKUP」や「PICKUP BUS」、「BOX」。2人用の寝るスペースにキッチンを備えた「CAMPER」、後部にちょっとした荷台がある「CABRIO」などは、荷物スペースと大きな搭乗スペースが欲しい人にはピッタリな選択肢だ。
またサステイナビリティも重視しており、なんと車体の98%がリサイクル可能な材料でできているとのこと。屋根にはソーラーモジュールを設置することも可能で、自身で発電を行うこともできるらしい。
「XBUS」は、今年後半から製造を開始する予定。
日本市場への展開があるのかは不明だが、ここまで自由にカスタムできるEV車は、日本でも大きな需要があるのではないだろうか?
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