時速1000kmで移動する「電動輸送システム」が発表!
カナダのスタートアップ「TransPod」が、時速1000km以上で走行できる電動輸送システム「FluxJet」を発表した。
高速で移動できるという点だけでなく、二酸化炭素排出量の少ないモビリティとしても注目だ。
「FluxJet」は専用にデザインされたチューブ状の路線を走行する。彼らの保有する技術を駆使すれば、車体をジェット機よりも高速で移動させられ、時速1000km以上を出せるのだとか。しかも、“電動駆動で”だ。
もちろん、排出する二酸化炭素も少ない。「TransPod」によれば、飛行機と比較して、年間約63万6000トンの削減につながるとのこと。
これらの特徴が評価されて、同社は2022年3月に5億5000万ドル(約790億円)の投資金を調達。今後はカナダのアルバータ州の都市を結ぶ路線「TransPod Line」の建設に着手するという。
もし「TransPod」の構想が現実になったら、カナダで暮らす人々の生活にどのような変化が起きるのだろうか?
Top image: © TransPod