電気自動車は、「木陰」で充電するようになるかも!?
これからの時代に太陽光発電は欠かせないけれど、長方形のソーラーパネルはなんだか不恰好……。そんな考えから、なんともスタイリッシュな太陽光パネルが誕生した。
©2022 SolarBotanic Trees
これ、ロンドンを拠点とする企業が開発した「SolarBotanic Trees(SBT)」。一見、樹木のオブジェのようだが、極薄の太陽電池を搭載していて1本あたり最大5kWの電力を生み出せるんだそう。
従来のソーラーパネルとは異なり街中に設置しても景観を損いにくいから、電気自動車(EV)の充電スポットとしての活躍が期待できるんだとか。
©2022 SolarBotanic Trees
また、「SBT」にはAIも使われているらしい。「energy management system (EMS)」と呼ばれる機能があり、なんとエネルギーの蓄積と放出の調整を自動で行えるんだそう。
©2022 SolarBotanic Trees
「SBT」は、2023年に商業化が予定されているとのこと。日本への"植樹"は未定だが、将来は木陰でEVを充電できるかもしれない——。
「SBT」の詳細はこちら。
Top image: © 2022 SolarBotanic Trees