詰めが甘い性格を克服する10の方法
最後の最後でいつも失敗する…。そんな詰めが甘い性格をどうにか改善できないものでしょうか。
具体的にどんなことに気を付けていけばいいのか、以下に紹介します。参考にしてみては?
1.プラス思考もホドホドに
「どうにかなるはず」とプラス思考で考えることで、対策が不十分に。その結果、詰めが甘くなって失敗を招いてしまうケースがあります。
詰めが甘い性格の人は、予め「徹底的にやり遂げてやる」という想いを強く持つことで、妥協せずに済むようになるはずです。
2.あらゆる場面を想定して対処法を準備
詰めが甘い性格の人は、「そうなったときに考える」と思ってはゆったりと構えてしまう傾向が。想定できる範囲内のことに対しては、事前にできる限りのことを準備しておいたほうが吉。
物事を進めるにあたり、予定通りにいかない場合にはどうするのか具体的に考え、万全の対策を講じることが必要です。
3.まずは情報を過信しないことから
詰めの甘い人は、与えられた情報や資料などに全く疑問を持つことなく、過信する傾向があります。
常識や他の情報との整合性を考えれば、間違いや誤りに気づくことができるはずです。
正しいかどうか判断しかねる場合には、その裏付けとなるデータや根拠を探しましょう。
4.忍耐力を養い、詰めの甘さを克服する
詰めの甘い人は、根気よく物事を続けることが苦手なようです。
最後のほうになると、注意力も散漫になることがあります。
飽きっぽい性格をなおすためには、根気がいる趣味やスポーツを通じて、目標を達成するまで集中力が継続することに慣れるように努力が必要です。
5.報告や相談をしっかり行うことで克服できる
詰めが甘い人は、自分だけの判断で行動をしがちかも。上司や関係者に連絡や相談、報告をきちんと行えば、早い段階で自分のミスや詰めの甘さに気づくことができます。
自分が見落としている点に気づかせてもらい、早めに軌道修正できれば、詰めの甘い自分とはお別れできます。
6.「完璧」のレベルを第三者に見てもらう
どのような状態を指して「完璧」だと言い切れるのか、事前にしっかりと確認をしたうえで、物事を進めましょう。
詰めの甘い人は、「完璧にできた」と憶測で思い込み満足してしまう傾向が。
周囲の人にも客観的に確認してもらい、自分の中にある完璧さへの理解が正しいかどうか判断を仰いでみては?
7.しっかりとした計画を立て、詰めの甘さをカバーする
自分自身でも詰めが甘いと感じる人は、行き当たりばったりで行動することも多く、期限までに物事を成し遂げることが難しい場合があります。
最終的な目標をクリアするために、それまでの手順やスケジュールを確認し、必要な時間や日数を逆算して、綿密な計画を立てましょう。
万が一のケースに備えて、若干の時間的余裕を織り込んだ計画を作成できれば、さらに安心です。
8.途中経過を疎かにしないこと
何事も結果を得るためには、そこに至るまでの準備段階があります。ひとつひとつのステップを確実にこなし、積み上げていくことで、初めて期待通りの結果を手にすることができます。
結果を急ぐあまり、途中で省略し、手抜きをすることがないよう、地道な取り組み姿勢が大切です。
9.常に危機感を忘れないこと
詰めの甘い人は、現状に満足しないこと、自分にうぬぼれないことを肝に銘じて、真摯な気持ちを持って物事に取り組みましょう。
「これでいいや」と思ってしまったが最後、それ以上レベルが上がることはありません。現状が当たり前ではなくなることも想定し、危機感を抱きながらできることは早めに進めることが重要です。
10.時間を置いて再チェック!
だれにでも、ちょっとした勘違いや思いこみをすることはあります。その可能性を極力少なくするためにも、何度も入念に確認することが必要です。
一度確認したものであっても、間隔をあけたり、日を改めて再度確認することで、今まで気が付かなかった間違いや不具合に気づけるようにも。
その頻度や方法を工夫するだけで、大きく改善できるところもあるのでは?もし自分でどうしたらよいか分からないときには、信頼できる人に素直な気持ちで相談しましょう。