残忍なのは名前だけ。味はやさしいトルコ風「ナスの肉詰め」

トルコ語で「はらわたを裂く」という意味を持つ料理があります。それがカルヌヤルク。何だかおどろおどろしい名前ですが、裂くのはナスのお腹。日本でおなじみ「ピーマンの肉詰め」をナスに変えるだけで、世界三大料理に大変身。

「腹を裂く」のはナス
トルコ家庭料理の定番
カルヌヤルク

切れ込みを入れてナスを開いたら、玉ねぎ、トマト、タイムを混ぜたひき肉をナスに詰めて蒸し焼きにして作ります。

ヨーグルトソースをかけることもあるようですが、それはお好みで。ここでは、家庭で本格的な味を楽しめるレシピをご紹介。

(材料:2人分)

ナス:4本
玉ねぎ:1/4個
豚ひき肉:150g
トマト水煮缶:200g
タイム:少々
塩こしょう:適量
オリーブオイル:小さじ2

(作り方)

ヘタを切り落としたナスに切り込みを入れたら、水にさらします。玉ねぎはみじん切り。半量のオリーブオイルをひいたフライパンで玉ねぎを炒め、透き通るくらいになったらひき肉を投入。トマト水煮缶、タイムを加えて水気がなくなるまで煮て、塩こしょうで味を整えます。

残りのオリーブオイルをフライパンにひいて中火で熱し、ナスが柔らかくなるまで焼きましょう。切れ込みに肉を詰め、水を大さじ3ほど加えて蓋をし、弱火で蒸し焼きすればできあがり。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。