20分で完成!簡単なのに手が込んでいるようにみえるレシピ
こちらでは初心者でも臆せず挑戦して欲しい、コンロ1つ、調理時間が約20分でできる世界の料理レシピを紹介します。
おうち時間も増えたし、いざ料理をやってみようと思ったとき、なにをつくるか悩みますよね。まずはスパゲティを茹でたり、肉を切って焼いてみたり......。でもそこからネクストステップとして、いきなり肉じゃがにトライするのはハードルが高すぎます。
肉じゃがの理想の味は誰もが知っていますし、材料も多いので慣れない人には覚えるのが大変。そこで便利なのが簡単な海外のレシピです。定番じゃない海外の料理がつくれるようになると、なんだか料理ができるようになった気がしてモチベーションも上がるかもしれません。なにより、誰も正解の味を知らないので「失敗」がないのがいい!
今回紹介するのは、簡単なのに手が込んでいるようにみえる世界の料理のレシピ5選。料理の腕に自信がない方や、レパートリーを増やしたい方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
ジョージア料理「シュクメルリ」
ニンニクと鶏もものグラタン
2020年1月に松屋で限定販売されて有名になったジョージア料理のシュクメルリ。あまり馴染みのないジョージア料理ですが作り方は意外と簡単。普段の食材にサワークリームを買い足すぐらいで作れてしまいます。ニンニク好きな人はまず試してみてほしい一品です。
【1】フライパンにバター(10g)、みじん切りのニンニク(1個)を入れて中火で香りがたつまで炒める。
【2】鶏もも肉(200g)を加えて牛乳・サワークリーム・塩を入れ10分煮てバゲットと盛り付け、最後に黒こしょうを忘れずに。
ギリシャ料理「コトプロ・レモナト」
レモンとマスタードのチキン煮込み
ギリシャ料理!?とひるまなくても調味料はレモンとマスタードのみ。塩味と爽やかな酸味でご飯にもよく合います。20分を少しオーバーしますが調理工程は単純なのでイチオシです。
【1】塩胡椒した鶏むね肉(300g)を中火で焼き目がつくまで焼いたら、水(300ml)を入れて強火に。
【2】沸騰したら弱火で10分煮て、レモン汁(大さじ1)と粒マスタード(大さじ1)を入れてさらに10分煮たら完成。
イタリアン「時短パスタ」
鍋1つ・9分で作るトマトバジルパスタ
水を沸かすのも、ソース作るのも含めて「9分」です。材料を全て鍋に入れて、9分水にかけるだけでできるのでコンロ1つでもスパゲティが作れる必見レシピです。アスパラガスやマッシュルームを足したり、仕上げに生ハムやパルメザンチーズをかけてアレンジにも挑戦しやすいメニューです。
【1】パスタ、トマト、玉ねぎ、にんにく、唐辛子、バジル、オリーブオイル、塩、水を鍋に入れ、かき混ぜながら水が蒸発するまで火にかける。以上。
詳しいレシピは4人分なので量をお気をつけて。1人分だけ作るほうが上手くいきますよ。
フィンランド「ロヒケイット」
鮭と野菜を牛乳で煮込んだスープ
フィンランドではおふくろの味と言われる馴染みのスープです。鮭と牛乳に多く含まれるトリプトファンが睡眠に関わるホルモンの原料となっており、また温かいスープを飲んで上がった体内温度が下がる時に寝付きやすいという説もあり、「睡眠の質を上げてくれるスープ」と言われているそうです。
【1】みじん切りの長ネギを炒め、一口サイズに切った人参、じゃがいも、サーモンも加えてさらに炒める。
【2】水(200ml)、固形ブイヨン(1個)を加えて野菜に火が通ったら牛乳(200ml)を入れて、塩こしょうで味を整える。
これは大人数の分量でも美味しく作れます。
台湾「番茄牛肉麺」
うどんで再現するトマト牛肉麺
台湾に行ったことがある人は絶対に食べたはず!と言っても過言ではないぐらいポピュラーなソウルフードといえば「牛肉麺(ニューローメン)」ですが、トマト(番茄という)入りの酸味が加わったものは知っていますか。使う牛肉の部位やスープの取り方でお店ごとに味が違うのですが、今回はスタンダードな味を日本で簡単に調達できる稲庭うどんで再現するレシピを紹介します。
【1】水(400ml)、トマト水煮缶(100g)、酒と醤油(各大さじ2)、五香紛(小さじ1/2)を火にかける。
【2】沸騰したら牛こま肉(100g)とネギの白い部分を入れて3分ほど煮込み、稲庭うどんを入れてさらに5分煮たら、小口ネギを散らして完成。
レシピを覚えるコツは最初に作ってみてから1週間以内にもう一度作ってみることです。余っている材料も使い切れますし、手際が良くなったと実感することで料理への自信もつくはず。海外の料理を覚えるとその国への興味も湧き、旅行の楽しみも増えますね。ぜひ今週末に試してみてはいかがですか?