名前よりも「つくり方」を覚えて欲しいスープです

ヨーグルト発祥の地はどこか?というはなしには諸説ありますが、その一つと目されている国がトルコ。たしかに、トルコ料理はヨーグルトを多用することでも知られています。

たとえばヨーグルトを使ったこのスープ、ほうれん草も加わり、ほんのりとした酸味がやさしくて、朝食にもぴったり。

さて、まずはこのスープの名前から紹介したいと思います。トルコ語で「ヨーウルトゥルウスパナクチョルバス」、もういつ舌を噛んでもおかしくない、一度聞いただけでは頭に入るどころか、マネもできそうにないネーミングなんです。

〈材料〉

・ほうれん草:1束(100g)
・にんにく:1かけ
・玉ねぎ:1/4個
・オリーブオイル:大さじ2
・ヨーグルト:200g
・水:100ml
・塩コショウ:適量

〈つくり方〉

ほうれん草を茹でてみじん切りにします。にんにく、玉ねぎも同じようにみじん切り。次にフライパンにオリーブオイル、にんにく、玉ねぎを入れて中火で熱し、透き通ったらほうれん草を加えてさっと炒めます。 

ヨーグルト、水を加え、塩コショウで味を調えたら器に盛り、オリーブオイルを適量たらして完成です。

ちゃんと理にかなっている
ヨーグルト&ほうれん草

さすがは三大料理のひとつ、というほど大げさなものではありませんが、これがきちんと理にかなった食べ合わせということにも注目。

ほうれん草に含まれる鉄は、貧血や肌のくすみ予防に役立つ栄養素…なのですが、植物性の鉄分は、体に吸収されにくいのが正直なところ。そこでヨーグルトに注目。ヨーグルトの動物性たんぱく質といっしょにとることで、吸収効率のアップが期待できるという訳です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。