ピーナッツを「絶品スープ」にかえる魔法のレシピ
東南アジア、アフリカ、そして南米、ピーナッツを使ったスープって意外と多いんですよね。寒い季節だからこそ美味しい、ピーナッツのポタージュを試してみませんか?
4,000年の長〜い歴史の
どこかで生まれたスープ
南米エクアドルの名物料理「ソパ・デ・マニ」、じつはそのレシピの出自は、当地でもあまり知られていないようなのです。一説によると古代ペルーでは、およそ4,000年近く前からピーナッツの栽培がされてきたんだとか。こうした長い歴史の中で定着してきた、エクアドル人の伝統料理だったのかもしれませんね。
そうそう、写真でもわかるようにピーナッツがメインのスープでも、ポタージュ状にしてしまうため、原型はどこにもありません。食べてみてはじめてピーナッツを感じる不思議なスープです。
〈材料:2人分〉
・玉ねぎ:1/2個
・じゃがいも:2個
・パクチー:適量
・ピーナッツ:50g
・鶏もも肉:100g
・水:250ml
・固形ブイヨン:1個
・牛乳:300ml
・塩コショウ:適量
・バター:20g
〈つくり方〉
玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて薄切りにします。パクチーは1cm幅、鶏もも肉は一口サイズに。
フライパンにバターを入れて中火で熱し、玉ねぎを透き通るまで炒めたら、じゃがいも、ピーナッツを加えてさっと炒めます。そこに水を加えて、じゃがいもに火が通るまで煮ていきます。いったん火を止め、粗熱が取れたらミキサーにかけて滑らかになるまで混ぜましょう。
フライパンに鶏もも肉を入れて火が通るまで焼いたら、ポタージュ状になったスープを戻し入れます。さらに固形ブイヨンを加えて煮立たせ、牛乳を加えて少しとろみがつくまで温めましょう。
塩コショウで味をととのえたら器に盛り、最後にパクチーを散らして完成です。