面倒くさがりやでも、人生がうまくいく「5つの秘訣」

毎日の生活の中で、事前に下調べをしたり、他者の意見を取り入れておくだけで、後々発生しそうな「面倒くささ」を回避することができます。そうすることで、無駄なくストレスのない1日を過ごすことができるのです。
自著『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』から、日常生活に役立つ5つのコトを紹介しましょう。

01.
仕事もプライベートも
徹底した情報収集が肝心!

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私は旅行やレストランに行くときも、買い物をするときも、事前の情報収集を怠りません。たとえば、レストランで食事するとき、お店の接客態度が悪ければ、食事が台無しに。一方、インターネットやガイドブックを頼りに事前情報を仕入れることは、手間ではありますが、確実な利益を生みます。

同じ「面倒くさい」であっても、事前に対策を練る「面倒くささ」と、あとからやってくる「面倒くささ」とでは、質がまったく違います。前者は自分でコントロール可能ですが、後者は取り返しがつかないのです。

旅行や買い物でも、ビジネスでも投資でも、すべて徹底した情報収集からスタートしましょう。インターネットで検索をかけるだけでも十分です。そのひと手間をかけるかどうかで、将来の面倒くささを回避できるのです。

02.
書店は「ネット」と「リアル」を
上手く活用

私のような面倒くさがりにとって、オンライン書店「アマゾン」の誕生は画期的でした。しかし、現在私がアマゾンを利用するのは5割程度で、残りは書店に足を運ぶようにしています。

インターネットの欠点は「俯瞰性のなさ」にあります。物事を俯瞰で眺めることができないので、パッと見て全体の印象を感じとれません。自分に興味のある本、興味のある情報ばかりが引っかかる傾向にありますが、書店ではこれまで関心を持たなかった分野の本も目に入り、新しい可能性を広げていくきっかけにもなります。ネット書店とリアル書店をうまく併用していきましょう。

03.
場所も時間も曖昧…
2次会に参加しない

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私は基本的に2次会や3次会には参加しません。理由は簡単で、あまりにも不確かなものだからです。

まず、「時間」。何時に終わるか、そもそもスタート時間もぼんやりしています。これでは、その後の予定を立てようがありません。次に、「予算」。1次会は、事前に会費を設定して、予算内でお酒や料理が用意されることが多い。しかし、2次会は予算も会費もなく、みんなが酔った勢いで注文するので、最終的に会計が幾らなのかわかりません。

そして、これが大きいのですが、2次会は「場所」が不確かです。1次会のお店はあれだけ入念に選ぶのに、2 次会のお店はいい加減に選びがちです。結果的に集団でだらだら移動して、よくわからない居酒屋に落ち着いたりします。2次会の持つ「不確かさ」が理解できれば、あなたももう行こうとは思わないはずです。

04.
自己流に走らない!
専門家の意見を取り入れる

トレーナーの指導に従って、より効果的なトレーニング方法を学べば、同じ1時間でも何倍もの結果を得ることができます。これはスポーツに限らず、資格取得についても同じことが言えます。

参考書を頼りに我流で勉強するよりも、信頼のおけるスクールに通い、専門家の声に耳を傾けるほうが、ずっと早く、しかも確実にゴールへとたどり着くことができます。専門家の指導を仰ぐという小さな手間を惜しんではならないのです。

05.
「あれなんだっけ?」はNG
チェックリストを作成する

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何度も同じ作業をやらされることほど、面倒くさいことはありません。ですから、私は仕事でもプライベートでも「何回も同じことをやるな」と思ったものは、二度と繰り返さないで済むような仕組みを作ります。

特に便利なのがチェックリストの作成です。たとえば、定例会議に必要な資料や手続きをチェックリスト化しておくと、「あれをやって、これをやって」と考えながら動く必要がなくなって、何かを忘れるようなこともありません。また、出張からプライベートの海外旅行まで、荷造り用のチェックリストを作成しておくのも便利。

2泊3日の出張なら、靴下が何枚でシャツが何枚と、日程や目的ごとに細かくリスト化しています。このリストのおかげで、荷造りが30分で済むようになりました。おまけに、忘れ物の心配もなく、安心して旅を楽しむことができます。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
コンテンツ提供元:本田直之

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。