思考を整理して、毎日をギュッと充実させる「5つの習慣」

1日の過ごし方や仕事の進め方で無駄を感じること、ありませんか?体をリフレッシュさせたり、モノや情報の整理することで、案外思考までもクリアになり、無駄が改善されるもの。
自著『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』から、毎日を有意義に過ごすために大切な、習慣づくりのヒントをピックアップしました。

01.
朝のたった5分で
1日の流れをコントロール
できてしまう

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毎朝5分間、その日の予定を考える時間を作るようにしましょう。会社に着いたら、まず何をやるのか。何時をメドに終わらせるのか。次に取りかかる仕事はなにか。すべてを5分で決めていきます。紙に書き出すと忘れにくくなるし、それぞれの仕事を客観的に比較して優先順位もつけやすくなります。

なぜ朝5分なのかといえば、今日という1日を自分でコントロールするためです。朝を自分のものにできれば、1日を自分のものにすることができ、極端な話、あとは惰性で進めることができます。1日をかえるために、朝5分を変えること。さっそく明日から試してみてください。

02.
睡眠と自己投資の時間を
まず天引きする

仕事が忙しくて残業が続いている。でもテレビも見たいし、飲みにも行きたい。そうなったとき、多くの人は睡眠時間を削ることで物事を解決しようとします。それは私にとって、信じられない話です。睡眠と自己投資は、24時間の中でまず最初に天引きされるべき時間です。

テレビを見るような自由時間を削った影響など微々たるものでしょうが、徹夜した翌日の脳は、相当なダメージを受けています。心身ともにぐったり疲れ、記憶力や集中力も散漫になり、いい仕事などできません。自分の脳をいかに効率よく働かせて、上手にメンテナンスしていくかの知識があるだけで、考え方や行動が大きく変わっていきます。十分な睡眠の確保は、その最初の一歩なのです。

03.
疲れのたまった週末こそ
体を目一杯動かす

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仕事で疲れたから、土日は家でゴロゴロして過ごす。どこにも出掛ける気にもならないし、夕食も宅配やコンビニ弁当で済ませてしまう。そんな生活をおくっている人も多いでしょう。実際の話、かつての私自身がそうでした。
しかし、月曜日には充電も完了し、元気いっぱい出社できたでしょうか?むしろ余計に疲れ、会社に行きたい気さえ起こらないのでは?

そこで私は、疲れのたまった週末こそ、フィットネスジムで汗を流すようにしました。仕事で疲れたとき、本当に必要なのは中途半端な休憩ではなく、リフレッシュです。さらに運動が習慣になれば、疲れにくい体になっていきます。気持ちのいい月曜日のために、週末に体を動かす習慣をつくりましょう。

04.
モノの断捨離は当たり前
情報もさっぱり処分!

「いつか使う日がくるから」と、空き箱や古くなった品物をとっておく人がいます。断言してもいいのですが、その日は永遠にやってきません。私はなるべくモノを持たない生活を続けています。品物だけでなく、名刺も捨てるし、本や雑誌もどんどん処分します。なぜなら、整理整頓にかかる時間と労力は増大していくからです。これは非常に面倒くさい。

これだけモノと情報が溢れた時代には、自分にとって本当に必要なモノと情報を峻別し、それ以外は捨てていくような一種の編集能力が求められるのです。モノを買うのは最小限。買うときには、買った分だけなにかを捨てる。それくらいの感覚でいるのがいいでしょう。

05.
書類やデータは
「放り込んで」整理

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私は整理整頓が苦手です。掃除や整理に追われるくらいなら、モノを持たない簡素な生活をする方が性に合っています。そんな私が「ファイリングしない」といっても、たださぼっているだけに聞こえるかもしれません。

いくら時間をかけて「ファイリング」しても、意外なほど使う機会がないのです。それを美しくファイリングするのは、ほとんど自己満足の世界でしょう。代わりにやっているのが、「放り込む」という整理術です。書類をぶら下げて整理する「ハンギングフォルダ」を用意して、税務関係はここ、契約書はここ、といった感じでフォルダを決めて、あとは該当するフォルダに放り込んでいくだけです。

名刺なら、たとえば、メディア関係の人を束にして置いておくだけ。そして、メールアドレスをパソコンに移し、電話番号を携帯電話に移したらどんどん捨てていきます。また、パソコンもファイルに検索しやすい名前(たとえば、「日時+仕事名+備考」など)さえつけておけば、ひとつのフォルダに「放り込んで」おいて大丈夫なくらいです。

 『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
コンテンツ提供元:本田直之

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。