【涙腺崩壊】復職した恩師に贈った「アメイジング・グレイス」が泣ける
ピーター・フランク(29歳)は、アメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」のシーズン10でファイナリストに選出されたボーカリスト。彼が歌を学んできた中で、最も影響を受けた人物がガブリエリン・ワトソン先生だった。
「NBCC」によれば、シカゴ・モーガンパークハイスクールで歌を教えている彼女は、多発性骨髄種の治療のため7カ月ほど休職していたが、幸い2016年2月に復職。これは、その際に教え子たちから贈られたサプライズの様子を捉えたもの。
彼女がいかに愛されていたのかが伝わってくる内容に、つい目頭が熱くなる。ぜひ動画を見てほしい。
何も知らず校舎に入ってきたワトソン先生。
待ち構える教え子たち。
「もう来るわ!」。
歩を進めると、歌声が聞こえてきた。
ピーターだ。
突然のことに、動揺を隠せない様子。
続々とメンバーが集まってくる。ワトソン先生はロッカーにもたれながら床に腰を落としてしまった。
「Oh My God!」。
みんなの輪の中へ。
「これは、あなたが長年の間ぼく達全員に注いでくれていた愛情を現す、小さな一例です」。
「いまのぼくがあるのは、すべてあなたのおかげだから」。
「ぼくはそれに感謝しています」。
動画の中で彼女はこう話した。
「みんなと一斉に会えるなんて思っても見なかったわ。とても愛されている感じがした。大切なことね」。
感極まるその姿から情熱的な人柄が伝わってくる。
ピーターは「アメリカン・アイドル」で彼女の名前を紹介し、「認知されるべきヒーローだ」とコメントした。彼がくしゃくしゃに表情を歪め、声を震わせながらワトソン先生に感謝の気持ちを伝えたシーン、何度見ても泣ける。
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