フランク・ロイド・ライトが「最後に残した邸宅」お値段、12億円!

「近代建築の三大巨匠」の一人、フランク・ロイド・ライトが設計した最後の邸宅『サークル・サン・ハウス(Circular Sun House)』が895万ドル(約12億円)で競売に出され話題となっている。

帝国ホテルの「ライト館」をはじめ、日本でも数々の建築物を手掛けたライト。今回売り出されているサークル・サン・ハウスは、彼が逝去して8年後の1967年に完成したもの。

米アリゾナ州に位置する同邸宅は、ライトが得意とした円形と曲線を多く採用しており、各部屋からパノラマの景色が広がるデザインとなっている。

それもただの景色ではなく、パームキャニオンという絶景。

© WowHaus / Pinterest

米物件サイト「Zillow」によると、この物件が最初に売り出されたのは2019年、その後2020年に795万ドル(約10億円)、そして今年の2023年に約13%値上げした895万ドル(約12億円)で再販を開始したそうだ。

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これまで保有していたオーナーたちの多くは、Airbnbでのバケーションレンタルを主としたものだったとインテリア雑誌「Architectural Digest」は報じている。

もし、次回のオーナーも同様に宿泊利用を目的とするならば、ライトファンがきっと喜んで訪ねるに違いない。

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