草間彌生、1億円超え!アートオークションから見る現代アートの世界

来月3月9日、春の訪れとともに「Tokyo Contemporary: Redefined」と呼ばれるアートマーケットが東京国際フォーラムで開催される。

今年で3回目の開催となり、徐々に定着化してきたこのイベント。

なんでも、会員登録さえしてしまえば「会場入札」「書面入札」「電話入札」「オンライン入札」などを通し、誰でも著名アーティストのアート作品を落札できるチャンスがあるらしく、国内のアートファンが耳目を集めるイベントに。

今回は、国内のオークションでは紹介が珍しい東南アジアの作品をはじめ、「京都市京セラ美術館」で個展開催中の村上隆のキャンヴァス作品や、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒターを含む海外著名作家の優品など、選りすぐりのコンテンポラリーアートを幅広く取り揃えている。

©SBIアートオークション株式会社

気になるアート作品の予想価格帯は500万〜1億8千万円と、かなりお高め。しかし実物を目の前にしたとき、頭の片隅で真剣に落札を考えはじめてしまうかも……。

アートのオークション参加はかなり稀な機会だろうが、本イベントが提供する二次流通の場は作品を公明正大に売買できる重要な「プラットフォーム」であり、オークション取引を通してアーティストの作品の資産性をコレクターに証明することができるという。

「いやいや、そんな厳かな会場には……」という方も大丈夫。同週7日から9日にかけて同会場で行われる下見会では、錚々たるこれらの出展作品を鑑賞できるらしい。加えて、入場者にはトートバッグやドリンクなどのグッズを無料配布するキャンペーンも。

オークションの進行状況はYouTubeにて視聴できるため、自宅からオークションに参加するなんていうのもアリ。

春の暖かい空気に包まれながら最高峰の現代アートに触れてみる。そんな休日もいいのでは?

第63回SBIアートオークション|Tokyo Contemporary: Redefined 

【会場】東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
【オークション(ホールD5)】2024年3月9日(土)14:00〜
【下見会(ホールD7)】2024年3月7日(木)〜9日(土)11:00〜

Top image: © SBIアートオークション株式会社
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