「ヒトはみんな死んでいく。でも、誰も本気で生きていない」。あるラッパーの言葉が心に響く
この動画は、ラッパーのPrince Eaがその思いを視聴者にぶつけたもの。
「説教臭くきこえるのはわかってる」と言いながらも、動画で訴えかけたのは、本気で生きて欲しいという熱いメッセージでした。
誰も本気で生きてない。
恐いのは死じゃない。
人生が終わってしまうことだ。
ほとんどの人が恐がっているのは、死ぬことじゃない。人生が終わってしまうことだ。それに気づくための方法は、本気で生きることにある。
病院で、100人の人々に最も後悔していることを聞いた調査がある。ほぼ全員が、やったことよりもやらなかったことについて話した。
取らなかったリスク。追わなかった夢。人生最後の言葉は何になると思う?もし僕ならこう言う。「なあ、目を覚ませよ」。
なんでキミは存在してる?人生は働くことじゃない。週末をくるのを待ち、家賃を払う?違う。わからないけど、みんなこの星からの贈り物を受け取っているはずなんだ。
夢に選ばれるのか。
それとも自分で選ぶのか。
黒人のみんなには謝るよ。ぼくにキング牧師を真似することはできない。彼は夢を持ったんじゃない。彼は夢の一部だったんだ。人が夢を選ぶのではなく、夢が人を選ぶ。
自分の手で夢を掴まなかった人間を見てほしい。夢が彼らを選んだんだ。自分自身で夢を選ぶ勇気はあるか?自分の手の中にしっかりと掴むのか、そのまま滑り落ちるのただ眺めているか。
飛行機は飛ばなければ錆びる。
あるフライトでこんなことを学んだ。パイロットの話では、多くの乗客が飛行機が飛ぶことを危険だと考えているそうだ。しかし、飛行機にとっては陸上に停まっているほうが危ないってさ。なぜかって?錆びてしまうからだ。
劣化は、空中より陸上にいるほうが早まる。考えてみれば納得だ。飛行機は空中に居るために設計された。人間だって同じだ。飛ぶために作られたのに、飛べないなんて悲しい。
心のなかには泥棒がいる。
みんな泥棒を恐れている。彼らは、夜中にすべてを奪っていく。しかし、泥棒は心のなかにいる。それは疑念とも呼ばれている。
もし泥棒を見たら、警察を呼んで、彼を子ども達から遠ざける。だって、彼は殺人者だ。これまでしてきた失敗よりもたくさんの夢を殺してしまう。
彼は変装する。ウイルスみたいに視力を奪う。細かく紛れて、キミへと入り込む。なんとなくってやつだ。
“なんとなく”を許すな。
なんとなくが一番致命的だ。なんとなくって知ってる?なんとくなくな人間はたくさんいる。なんとなくキャリアを変え、なんとなく大人に憧れ、なんとなく健康に憧れる。なんとなく求めれば、なんとなく結果がついてくる。
夢はなに?何がキミを本気にさせる?なんとなくじゃ済ませられないものは何?すべて心で動かしていることって? そう、キミは苦難を乗り越える。周りにはなにもない。何度も失敗するだろう。でも誰がそんなものを数えるっていうんだ。思い出せ。簡単な道なんてない。
諦めないこと。
その道でトップになりたいなら、鋭い山の背を歩き、越えていかなければいけない。ストレスなことも、鬱々とすることもあるだろう。でも一つ言わせてくれ、スティーヴン・スピルバーグだって映画学校の受験に3度も落ちてる。でも、彼は諦めなかった。
オプラ・ウィンフリーは、TVが肌に合わなかったと言った。でも彼女は続けた。批評家は鬱を経験したビヨンセに、もう歌えないと言い放った。それでも彼女は歌った。
いざこざや批判は、偉大な所業にはつきものだ。宇宙の法律で誰も逃れられない。痛みは人生だ。でも、どんな種類かは選べる。成功への痛みか、後悔への痛みか。
人生という贈り物を、
自分の手で持つこと。
振り返らなくていい。僕たちは人生という贈り物を受け取った。
それを無駄にしてはいけない。評価は過去によってされない。一瞬一瞬生まれるものだ。だから自分で持とう。
いつか飛び越えられる。翼は成長する。人生は勝手に進まない。説教臭くきこえるのはわかってる。贈り物を使わなければ、自分を売るだけでなく世界を売ることになる。心のなかに閉じ込めてしまった発明品はなんだろう?アイデアは?
今スグに始めよう。
人生は短い。キミの内側から世界に発信するスキルは何だ?UNIは1つ。Verseは曲だ。きみはそのユニバースの一部だ。
マイクを握り勇気を持とう。心から人生を歌え。もう引き下がれないから、新しい始まりを創りだすんだ。今スグに始められる。そして、新しい終わりを創りだすんだ。