彼女が残した「命の言葉」が、心に強さを与えてくれる。(アンネの名言)
第二次世界大戦中、迫害をから逃れるためにオランダへ亡命して、隠れ家で生活していたもののナチス親衛隊にみつかり、収容所に入れられてしまったアンネ・フランク。
わずか15歳で命を落とした彼女が残した『アンネの日記』には、過酷な生活のなかで、それでも彼女が夢を描いていたこと、恋をしていたこと、強い志を持っていたことが記されている。
1945年、10代でこの世を去った少女が『胸に抱いていた言葉』は、今を生きる私たちに、大事なことを訴え続けてくれる。
01.
私たちは皆、幸せになることを目的に生きています。
私たちの人生は一人ひとり違うけれど、されど皆同じなのです。
02.
怠慢は魅力的に見えるけど、
満足感を与えてくれるのは働くこと。
03.
あなたのまわりにいまだ残されている、すべての美しいもののことを考えて、楽しい気持ちでいましょう。
04.
私は理想を捨てません。
どんなことがあっても、人は本当に素晴らしい心を持っていると今でも信じているからです。
05.
薬を10錠飲むよりも、
心から笑ったほうがずっと効果があるはず。
06.
与えることで貧しくなった人は、いまだかつて一人もいません。
07.
私が私として生きることを、許して欲しい。
08.
希望があるところに人生もある。
希望が新しい勇気をもたらし、再び強い気持ちにしてくれる。
09.
たとえ嫌なことばかりでも、
人間の本性はやっぱり「善」なのだということを
私は今でも信じている。
10.
毎日ただ家事をこなすだけで、やがて忘れられてゆくような生涯を送るなんて、私には考えられないことです。
私はただ無目的に、惰性で生きたくはありません。
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