「君たちがいるから、先生は毎日学校に来ることができるんだよ」。生徒への素敵なメッセージ
成績が最悪だった。授業がよくわからない。部活がうまくいかない。友達とケンカしちゃった…いろいろな理由で学校に行きたくなくなったこと、誰でも一度はあるのではないでしょうか。
アメリカ・ミズーリ州カンザスシティにあるオーク・パーク高校でも、他の多くの高校と同じように、生徒が不登校になるのはよくあることでした。でも、そんなつらい思いをしている生徒たちに「何かをしてあげたい」と立ち上がった、ひとりの先生がいました。
先生から生徒へ。
「どれだけ大切な存在か」を伝えた瞬間
彼の名前は、テイラー・マクスパリン。数人の先生たちに呼びかけて、生徒へ思いを伝える瞬間を動画に納めたのです。はじめは戸惑いと疑いの表情の生徒たちも、思わず笑顔に。
「あなたがいるから、学校に来るのが楽しいわ」
「君に会えるから、僕は毎朝ベッドから起きて学校に来るんだよ」
「笑顔が素敵だから元気が出るの」
「いつも前向きで勇気をもらえるよ」
「先生、それ本気で言ってるの?ありがとう!」。
メッセージを受け取った生徒たちは、とっても嬉しそう。このプロジェクトの成否は、みんなの笑顔が物語っていますよね。
お互いに感謝しあって、
学校をもっと素敵な場所に
生徒が先生に感謝の気持ちを伝えることはあっても、逆はなかなかありません。お互いに感謝を伝え合うことで、学校がもっと楽しい場所になれば、これほど素敵なことはないのではないでしょうか。愛に溢れたこんな学校、うらやましい!
Licensed material used with permission by Tyler McSparin