29歳の女性が描く、これが「大人のリアル」です

アラサー毒女の本音が炸裂する、ちょっぴり自虐的なネタをイラストで表現するのは、ワシントンDC在住のMari Andrewさん(29歳)。仕事から帰ればNetflix漬けの日々に嫌気がさし、ちょうど一年前の2015年9月から、毎日Instagramを更新中。

イライラもモヤモヤも
すべて等身大の自分自身

私の失恋や日々の苦悩を、こんなに多くの人たち(フォロワー5万人)が共有してくれているなんて、誰が想像できます?彼らともっとつながり、理解し合うことが、今の私のゴール。ここに描かれた妄想や失敗談を共有することで、同年代の人たちが彼らの人生に何かひとつでも役立つことがあれば。いっぱい笑ってほしいんです。

自分をネタに笑ってほしい。あの「Business Insider」が、彼女の自虐的なイラストを『経営戦略』のカテゴリーでわざわざ紹介する意味が理解できる、Mariさんのコメントからまずは紹介しました。

さあ、腹の底からめいっぱい笑いましょう。でも、どこか自分にも当てはまる節があるんだな〜。

これが現役29歳
クローゼットの中身

※いつか、船上パーティーに呼ばれたとき用の「ワンピース」
※いつでも、ランニングを始められる「スニーカー」
※高級ディナーに行くときのための「アクセサリー」に、
※やせたらフィットするはずの「スキニー」
※アートギャラリーのオープンパーティーで着る「モード系のドレス」
※ボーイフレンドのための「ルームウェア」
※脱毛したら履こうと思って買った「ホットパンツ」。
いつか…ね。

しあわせは
時間をかけてやってくる

恋しているとき
モノを買ったとき
新しい街に引っ越したとき
転職したとき
楽しいことをしているとき
誰か/何かがあなたにとって、すごく良かったとき

年齢別、
彼氏にしたいタイプ

【12〜13歳】大好きなボーイズバンドのボーカルに髪型がそっくりな子
【14〜18歳】スポーツ万能、だけどガチ過ぎないくらいの子
【19〜23歳】バンドマン
【24〜25歳】外国人
【26〜28歳】働いている人
【29歳〜】メールをまめに返してくれる人

ティーンの頃と今の自分
私を象徴していたモノたち

ポスターやCD、DVD、ピンしたもの、ライブや映画のチケットの半券、それから本。それが、今じゃサボテン1つ。

旅先で知り合う人たち

※自分の人生を考え直すキッカケをくれる、若くてかわいいヒッピー。
※深みのある人生の教訓をくれるバリスタ。
※地下鉄の中で出会った、きっとソウルメイトになり得るような男性。でも、本当のところは分からない。
※何か間違ったことをしていたら我が子のように叱るけど、そのあととっても優しくしてくれる老女。

アボカドの位置付け

学生時代はもっぱら無脂肪やローファットミルク。アボカドって、ちょっと気持ち悪いよね。

でも、今じゃ立場は完全に逆転。

男性には、こう思われる始末

ねえ、僕のこと絵にしてくれてるの?
ねえ、僕について書いてくれてるの?
ねえ、それって僕についてのスプレッドシート?

悩みなんて、髪型変えれば
忘れられる!ようになった…

とくに人生に目的もないし、魅力的じゃないし、才能もないし、お金もない。ホントいいことなんてひとつもない。でも、そんなの髪を切りさえすれば!

自分に課した
旅行中のアジェンダ

【9時】アート作品で飾られたカフェで、重厚感のあるシングルエスプレッソ。
【10時】見たこともない謎のパイ(でも美味)。
【13時】ミステリアスなソウルフード(味はイマイチ)。
【14時】カラフルでかわいらしい家々を眺めならが飲むワイン。
【16時】チャーミングな公園のペンチで食べる上品なアイス
【17時〜19時】時差ぼけでお昼寝
【20時】訪れたレストランで最初の客となってしまい、お酒を飲みにきただけのフリをする。
【21時半】いろんなチーズのディナー
【23時】やっぱ、最後はビールですよ

だんだん「愛」に
欲張りになっていく

私の芸術性、ヘアスタイル、友だち、家具のセンス、料理、SNSでの存在感、名前、本、映画、行ってみたい場所、これまで私が書いたり、絵にしたり、考えたことのあるものすべて…。

「ねえ、私のこと好き?」

人生という名のパズル
組み立てて行くと…こうなる

「愛」だけは、そもそもどこにも合わないピースの形だったりして。

Licensed material used with permission by Mari Andrew
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。