障害を持つ娘と、ゆっくりお買い物がしたい。ママがつくった「大人も乗れる」ショッピングカート

2人の子を持つドリュー・アンは、とても困っていました。スーパーに行くと、自由に走り回りたい盛りの2歳の弟から目を離さないようにしながら、体が不自由なお姉ちゃんの車椅子を押し、さらに大きなショッピングカートを引っ張り回して買い物をしなければならなかったのです。

ショッピングカートの座席は
小さい子しか座れない

ショッピングカートの中には座席がついているものもありますが、大きいものでも、だいたい6歳前後までしか座れません。そこで彼女が「こんなものがあったらいいな」と描いたショッピングカートは、大きな子どもだけでなく大人も座れるような、しっかりとした座席がついたものでした。

「キャロライン・カート」があれば
家族みんなでショッピングできる

そんな彼女のアイデアを元に、介護団体とショッピングカートメーカーがタッグを組んで実際に作り上げたのが、この「キャロライン・カート」。キャロラインは、娘の名前に由来しています。

このカートは、キャロラインのような体が不自由な子どもだけでなく、歩くのが困難なお年寄りなどにとっても便利だということで、次々と導入するスーパーが増えているとか。これなら家族みんなでお買い物が楽しめる、と大人気です。

障害がある人もない人も、区別なくいろいろな活動ができるようにしていくことを「インクルージョン」と言います。ショッピングカートのデザインひとつで、いろいろな人がショッピングを楽しめるようになるなんて、まさにインクルージョンの考え方を体現していると言えるのではないでしょうか。

Licensed material used with permission by Technibilt, LTD
他の記事を見る
子どもを育てるうえで周囲の理解が得られず嫌な思いをした人はたくさんいるはずだ。ADHDの子どもを持つある母親も同じ。駄々をこね癇癪を起こす子どもを連れてま...
楽しみたいときは、まるで親友のように一緒にショッピングではしゃいで、ゆっくりしたいときは海外ドラマを見ながらグータラ。悲しいときは、黙って胸を貸してくれる...
今、ネットで話題となっている、ママが娘に送った「やってはいけないリスト」。内容は、誰もが教えてもらってきたようなものではなく、大人が受け取っても役立つよう...
2015年11月。レース会場となったのは、ブラックフライデーの翌日で大忙しの巨大モール「ウエストフィールド・ロンドン」。なんと、あの有名ゲームのキャラクタ...
リバーサーフィンからアイデアを得たウェーブプールを開発する「Citywave」は、ドイツのショッピングモールに施設をオープン。
スウェーデン・エシルストゥーナにあるショッピングモール「ReTuna」は2階建ての複合施設。特筆すべきは、モール内にあるお店の製品は全てセカンドハンドという点。
NYCから来日したメッセンジャー界のレジェンド、カート・ブーン氏に、メッセンジャーのリアルな日常や氏が生み出すアート、そしてメッセンジャーカルチャーとファ...
目に入れても痛くない娘。同性だからこそわかる想いもあり、その思い入れはひと塩。反対に、同性だからこそライバルにもなり、ぶつかってしまうこともある。なんだか...
普段から家庭内で、「太っている」という言葉に対してポジティブな見方をするよう子どもたちに伝えているAllieさん。誰でも脂肪はついているし、脂肪は私達を守...
ママが出張で、パパと娘がお留守番。そう聞いて、そこはかとなく不安が漂ってしまうのは、どこの国でも同じなようです。とあるロシア人の父娘は「ママ、こっちは大丈...
楽しい楽しいショッピング、ついたくさん買ってしまうと荷物を運ぶのもひと苦労。「そんなの、彼氏を呼んで荷物を持ってもらえばいいじゃない」と言えればいいのです...
パツワルド 敬子出版社勤務ののち米留学を経てフリーランスの編集ライター兼翻訳家に。書籍・ムック・雑誌・ウェブ、各媒体で執筆中。ほんの少し“きちんと”するだ...
男女平等は大切だけど、やっぱり男性と女性は「違う生き物だなぁ」と感じることっていっぱいありますよね。男性と女性は、生物学的にももちろんですが、社会的な行動...
以前旦那にプレゼントしたシャッツ。せっかく気持ちを込めたものなのに、縮んだからもう着れないと捨てられそうなところを発見。娘のためにリメイクしてSNSに写真...
欲しいものが決まっているとき、オンラインショッピングって本当に便利。外に出る必要も、わざわざ歩きまわって商品を探す必要もない。でも欲しいものが決まってない...
主婦である私からすると、テクノロジーの革新性なんてどうでもいい話。気になるのは、利便性や品揃えです。実際にお店に行って買い物してきました。
妊娠ママのお腹と一緒にすくすく“成長する”本があります。タイトルは「MOTHER BOOK」、産まれてくる赤ちゃんに今の気持ちを書き残したり、妊娠記録とし...
知っているだけでお得感が倍増し、さらには節約にもなるスーパーでのお買い物ハックを「LittleThings」ライターAngel Chang女史がアドバイス...
耳の聴こえない人はどうやって気になる人をデートに誘ったり、誘われたりするの?耳が聞こえる、手話ができない人との恋愛は?など、普段は聞けない聴覚障害者の恋愛...
子どもの頃、障害物コースが好きだった。普通の公園に物足りなさを感じていた僕たちにとって、丸太やタイヤやロープなどで作られた空間は、新鮮で、胸が高鳴る興奮を...