シングルライフを楽しむ人に、言ってはいけない「3つの言葉」
独身の生活を楽しんでいる人にとって、周囲が「良かれ」と思って言うセリフも、じつはとても傷つくものだったりします。いい人なんてそんな簡単に見つからないし、一生懸命探すものでもないし、シングルでも十分しあわせなのに、なぜだか否定されちゃう…。
そんな微妙なシングル心を語っているのは、「Elite Daily」の人気ライターPaul Hudsonさん。彼はもうすぐ28歳の誕生日が近づいてきていて、家族や周りの友だちから「早く彼女を見つけなよ」なんて言われているそう。彼いわく、
「元カノと別れたばかりの頃はむしろ喜んでくれていたのに、彼女がいない期間が長くなってきたらだんだん心配されるようになってきたんだ。でも、多くの人と同じように、たまたま今付き合ってみたいと思えるような相手がいないというだけ。それに、恋愛以外にもやりたいことがたくさんあるんだ」
そんな彼がまとめた、シングルライフを楽しむ人に言ってはいけないセリフを紹介しましょう。
01.
「誰かいい人、
探したほうがいいと思うよ」
いやいや、絶対にそんなことはないんだ。誰か相手を探す必要がある人なんていない。
人生に特別な人がいるのは素晴らしいことだけど、本当のことを言えば、誰か一緒にいてほしいと願うときって、自分の人生に満足できていないときなんじゃないかな。だから愛せる誰かが欲しくなって、それで問題が解決すると思っているんだよ。
恋に落ちれば痛みは和らぐかもしれないけど、問題は問題としてそのまま残っているんだ。人生に満足していない人に、誰かを探すように仕向けるのって、その人にもっと不幸になれって言ってるようなものだよ。
「出会うべき時」がきたら、きっとその「誰か」と出会えるはず。そのときまで、自分の人生をしっかり生きるべきなんだ。
02.
「そういうところを直さないと
恋人なんてできないよ」
これは「誰かと出会うためには、まず自分を変えなきゃいけない」っていう主張だ。でも、親とか友だちが押し付けてくる「変われ」っていう要求が気に入らなかったら、そんなものは無視すればいい。だって、自分がなりたい自分にならなきゃ、人生に意味なんてないだろう?
問題なのは、自分に欠点があるってことじゃないはずだ。なりたい自分になるために起こさなきゃならない変化を、まだ決められてないってことが問題なんだ。
こういう人になりたいって言うのはまだ簡単だけど「自分はこういう人間でありたい。今日だけじゃなくて、ずっと」って宣言するのは、難しいものだ。
いろんなアドバイスを聞いて、こうなろうってちゃんと決意するまでは自分の欠点を抱えて生きていかなきゃならない。そのままだと自信を持つことは難しいし、自分に合った人と出会うことだって難しい。だからこそ、なりたい自分になるための決意をすることが重要なんだよ。
03.
「若さは
取り戻せないんだから」
誰だって、若返ることなんてできない。そんなことはわかりきっている。でも、シングルでいた時間がどれくらい長いか計算したって、なんの足しにもならないだろう。1年分の年をとると、いい人と一緒に過ごせる時間が1年減るって言いたいんだろう?それを、わざわざシングルの人に伝えてどうしようって言うんだよ。変に落ち込ませるようなことを言う必要なんてないじゃないか。
でも、「人生は立ち止まってはくれない」ということは覚えておいたほうがいい。世界の理を変えることはできないけれど、自分自身を変えることはできる。愛する人が見つかるなんて保証はないけれど、本当の意味でなりたい自分になれるかどうかは、自分次第さ。
自分のことを好きになれて誇りに思えたら、そんな自分のことを愛してくれる人が、きっと現れるんじゃないかって信じているよ。