40代女性が「30代でやっておけばよかった・・・」と後悔している20のコト
「Lifehack」のライター、ウエンディ氏は、自身の人生経験を元に、全ての女性へとアドバイスを送る記事を書いています。
もうすぐ40歳を迎えるという女性が、30代のうちにしておけばよかったと感じることって何でしょう?彼女の記事を参考にしてみましょう。
私はもうすぐ40歳になります。心配事がないと言ったらウソになります。私にとって40代というのは、人生の「到達点」でもあるんです。良き妻、良き母、良きビジネスウーマンとして、若いときに理想としたものになっていなければいけないと思っていました。
実際、私の人生はまあまあ上等ですが、もしも事前にすべて計画できていたら、もしすべてを別のやり方でやっていたら、今とは違う結果になっていただろうなと思います。
2人の子宝に恵まれ、いくつか成し遂げたこともあり、役に立つ経験もできました。それでもときどき自分の人生を他人の人生と比べては、落ち込んでしまいます。
過去の様々な経験から、自分が信じるやり方とは別の方法で進まざるを得ない時もありましたが、それは今思えば良い方に転じています。これから40歳になる私が、30代の女性に知っておいてほしい真実。私が時間を巻き戻せるとしたらやるであろうこと。ここに紹介します。
01.
自分の全てを
愛して受け入れること
もし若いときに、自分の良いところも悪いところも両方受け入れることができていたら、多くの間違いを回避できたと思います。
自分がどんな人間か分かったときにはじめて、自分の全てを愛し受け入れることができます。心から自分のことを愛せたときには、他人も愛し受け入れることができます。そうすることで、良い人間関係を維持することができるはず。まずは自分を許し、愛してあげましょう。
02.
情熱を持てる何かで
心を満たすこと
自分が情熱を持てるものや人生の楽しみで自分の心をインスパイア、心を活性化させてください。もし、何の情熱も持っていないのなら、自分の内側に温かさや自由を見つけられるまで、やったことのない新しいアクティビティに挑戦しましょう。
03.
支えになってくれるような
人間関係をつくる
長いこと、私は他人の手を借りず、自分だけですべてのことをしようと思っていました。その後に気づいたのは、人生を共有して、支えになってくれる友達のネットワークがあることに、とても価値のあったということです。
何があってもあなたを愛し、支えてくれる人との人間関係を大切に育んでいくことは、人生の中でもとても重要なことです。
04.
自分に本当の気持ちに
素直になる
人生で辛いことがある時期、どんなに大変な状況でも私は笑顔のマスクをかぶっていました。本当に近しい友達だけが、つらい状況で私がどれだけ苦しんでいるかを知っていました。
でも、誰だって機嫌が良い時と悪い時があり、他の人と同じように人生に苦心していることを周りに見せ始めたとき、他人から信頼される誠実な人になれるものです。自分に嘘をつかないように。
05.
誰かの評価の中ではなく
自分のために生きる
人生の大きな部分を自分以外の誰かのために使うから、結果、自分の時間があまりなくなってしまいます。そうやっているも自分の人生を生きにくいものにしてしまっていました。
自分の周りにいる人全員を、幸せにできるわけではありません。誰かのためにではなく、自分のために選択するようになれば、人生は生きやすくなりますよ。
06.
迷っても
絶対に妥協しないこと
このことに気づいていれば、嫌な人間関係を避けることができたのに、と思います。関係が親しくなると妥協を要求される場面が出てきます。私達は全員違う人間で、違う要求があるもの。
でも、いつも妥協して自分の欲求を諦めているのなら、もう一度考え直したほうが判断しないといけません。
07.
出来るかぎり
たくさん旅行すること
これが私の1番の後悔です。子供ができる前には、何度か旅行をしましたが、素晴らしかった。物と思い出はお金で買うことができるものなんです。もっと早くこんなふうに考えられていれば、意味のない物を買わずに、1年に1回は新しい土地へ旅行するためにお金を使ったのに、と思います。
旅行は自由を謳歌する感覚を得られますし、世界中の人々の生き方に学んで、新しい視点を見出させてくれます。
08.
不安や心配ばかり感じても
無駄だと知ること
私はいつも心配ばかりしていました。そして心配が新たな不安の引き金になっていき、そんな自分が嫌いでした。
でも、心配しても結果には変化がないんです。それに気づけば、何が起ころうとしていても受け入れることができます。何があっても大丈夫だと思うことができるものです。
何事も心配しすぎるのをやめたとき、私のストレスは激減しました。
09.
誰かと比較するのは
きっぱりやめる
ときどき自分は、Facebookの中に生きているのではないかと思うことがあります。自分が良く知っている親友の人生と自分とを比べてしまいがちですが、はっきり言って不健康です。
その行為には何の意味もなく、ただ自分の気を滅入らせるだけ。自分より賢くて、かわいくて、お金持ちな人はどうしたっているものです。私はそれを受け入れました。
どうしても比較しそうになる瞬間も、頭の中を感謝していることに向けて変化させることで、私は前に進みます。
10.
過度な期待をせずに
ゼロベースで考えること
私はディズニー症候群にかかっていました。白馬の王子さまがいつか現れて、結婚して、2人は末永く幸せに暮らしました、めでたしめでたし。でも現実はそうではありません。
2回目の結婚に失敗したとき、私は他人にしていた期待を全てゴミ箱に捨てました。夢を持ちながらも、何も期待しないことはできます。他人への期待は、未来の怒りのようなものなんです。
11.
仕事のために生きずに
生きるために仕事をする
もし、私が人生を最初からやりなおすことができたなら、若いうちにいくつもの種類の仕事に挑戦して、キャリアをリサーチして、一番自分に合っている仕事を選択したでしょう。
残りの人生でその仕事をしている自分が想像できるようなキャリアを選べば、生きるために仕事をしている人になれるはず。
なぜなら、その人は自分の選んだキャリアが大好きだからです。
多くの人が自分の嫌いな仕事を、お給料をもらうためだけに続けていますが、それは理想の生活ではありません。
12.
急激な変化にも冷静な対応を。
そのためには「貯金」が大事!
考えなくても分かるとは思いますが、私はこれをしませんでした。今私の両親が退職して余生を過ごしているところを見ると、今やっておかなくてはいけない多くのことを考えさせられます。
貯金があれば、年齢を重ねても安心感を保てます。人生は常に変化し、予測できない変化球を自分に投げ続けてくるでしょう。来たるべき苦難のために貯金をしておくのは、健全で賢明な判断です。
13.
時間やお金を
誰かのために使うこと
私は、誰かの手助けをするのが好きだということに、人生の後半で気がつきました。チャリティー活動でボランティアをする人もいれば、友達が辛いときに力になってあげるという人もいるでしょう。
時間やお金を、自分の利益のためだけに使うのは、今ある幸せが当たり前のものだと勘違いして感謝を忘れてしまいます。自分の問題を少しの間忘れて、周りの誰かのために時間を使ってみることには、とても価値があります。
見返りを求めず、心のままに善いことをすれば、自分の人生に何が起ころうとも、驚くほど良い気分でいつづけることができます。
14.
誰かのミスを許す、と同時に
自分のことも許してあげること
私は人生の大部分で、自分に起こったことは100%誰かのせいだと信じて、厳しく、怒りっぽく過ごしていました。そして、他人や自分に対して、過去のミスを許さない気持ちを持つことは、自分を幸せから遠ざけているな、と気づきました。
進んで誰かを許せるようになるには時間がかかりましたが、訓練を積んで、自由な心を持つことができました。他人や自分のせいで自分が傷ついたことを根に持たなければ、自分の人生をポジティブに愛することができるでしょう。
15.
ネガティブな人と過ごさずに
美しい時間を過ごすこと
同僚や家族がネガティブだと、なかなか離れることが難しいときもあります。状況によって仕方のない時もありますが、人間関係はある程度選ぶことができます。
その人が、Taker(奪う人)かGiver(与える人)かはっきりさせるか、ゆっくり人間関係を絶つかしないといけません。できれば、毎日一緒に過ごしたくない人への境界線の引き方が分かったら、人生は生きやすくなります。ネガティブな人にこれ以上自分の人生をかきまわされないようにするべきです。
16.
全ての期待に応えようとせずに
「NO」と言おう
私はいつも「はい」と言って周りの人を幸せにしたいと思っていましたが、それは不可能です。
歳を重ねるにつれて、「NO」はそれで完結した文章だということに気づきました。毎回、それについて正当化する必要もないんです。もし、断ることに自信をもてるようになったら、他人ではなく、自分のための選択ができるようになります。
17.
「YES」と言う前には
よく考えること
これは結婚の話。あまり言いたくはありませんが、私は離婚経験があります。でも、今なら恋人に何を望んでいるか、何を得るべきかを知っています。
人は恋愛関係になると感情や想いに流されがちです。私はその人と過ごした時間やその人のために使った時間を考えて、もっと沢山一緒にいたいと思ったから結婚しました。そして、良い方向に変化があるように願いました。が、物事は悪くなるばかりでした。
「もし~だったら…」と考えることが多いなら、それは理想の相手ではないという証拠かもしれません。誰かと関係を終わらせるなら、深刻になる前がベストです。もしあなたに何か隠しごとがあったり、パートナーの人間性を変えたいと思っているなら、その人を忘れて前に進んだ方が良いでしょう。
18.
時には、立ちどまって
小さなことに感謝する
電子機器やインターネットによって誰もが繋がっている世界に私達は生きています。とてもシンプルなことですが、すべての電源を落として、ときどきは朝日や夕日を見るために立ち止まり、夜空を見上げてみましょう。立ち止まって花の匂いをかいでみましょう。海や山にでかけて、自然に感嘆しましょう。
映画『フェリスはある朝突然に』のフェリス・ビューラーが言っていたような世界に私たちは生きています。
「人生はとても早く過ぎ去る。立ち止まって周りを見渡さないと、人生を見逃してしまうよ」
19.
他人の評価に依存せず
自分を律すること
もっと早く気づいていたら、と思います。昔は周りの人が自分のことをどう思っているかばかりを気にして、周りの人が聞きたい答えや、私にして欲しいだろうと思っていることを基準に返答したり、行動していました。
でも、他人が私のことをどう思っていようが関係ないと気づいたとき、私は人生を正しい理由で生きることができるようになりました。
自分に自信をもって、他人の評価を気にしなくなったとき、人生は素晴らしいものになります。なぜなら、不安や期待に応えなければというプレッシャーがなくなるからです。
周りの人全員から評価されることなんて到底できません、だから自分のことに集中すればいいんです。
20.
変化を恐れずに
楽しむこと
若い頃、私は物事の予測がついて、安定して、同じ状況に留まる、そんな状況を望んでいました。何年たっても変化がない人生の方が確実だと思っていました。だから、たくさんの変化が一度に来たとき、うまく対処できませんでした。
そのときに気づいたんです。人生で頼りになるのは変化だけだと。変化を迎え入れて、人生にはいろいろな方向性があると分かったとき、チャレンジする気力が湧いて、何が起きても受け入れられる態勢になれるものです。
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