歳を重ねるほど、セックスは気持ち良いものになるのよ。
ふと思ったんです。「年老いたら私のセックスライフ、どうなっちゃうんだろう」って。いまほど肌にはハリがないだろうし、どんどんセックスライフも枯渇気味になっていくのだろうか、なんて。ところがそんなところに朗報を持ち寄ってくれたのは、「Elite Daily」のSheena Sharmaさん。
やる気さえあれば、セックスライフはよくなるばかりだと知らせてくれたのです。
本当に思う。「一生20代だったらいいのに」って。
中年の男女のセックスと言うと、どこかの宣伝で見たおっちゃんと昼ドラに出る中年女性がやろうとして無残な姿に終わる……なんてのを想像してしまうから、セックスの未来に不安を抱いてしまいがち。
でも、North American Menopause Societyの会議で最近発表されたリサーチによると、残念ながら年を重ねていくごとに性欲は下がるものの、セックスの"質"は上がるそう。
性欲が下がってしまうのは、年と共に変動するホルモンのせい。たとえば、性欲に直接影響を与えるテストステロン分泌量の変動。
頻度は下がれど、セックスに対する満足度は45歳〜60歳の女性のほうが高いんです。
インタビューを受けた36人の女性たちは「セックスにおいての感情表現や親密さ」に焦点を当てたおかげで、満足度も増したのだとか。
さらには彼女たちは、個人的な好みに沿ってアプローチ法も変えていけていたそう。
満足度はアップするものの、性欲の低下と共に、若い頃に比べると膣が乾きやすかったり、オーガズムがしにくかったり…なんていうのも否めない事実。でもそれだけで、セックスライフの終止符を打ってはダメよ、中年女性軍。
40歳を過ぎても、新たなプレイや体位に手を出す人だっていることが別のアンケートでもわかっていること。ジャックうさぎのようにセックスはできないにせよ、質が磨かれるのは確かだと思うの。
それって、実は何よりセックスライフに大事なことじゃない?