年齢を重ねてからのセックスは、若いうちの数倍イイ!【米調査結果】
年齢を重ねてからのセックスは、20代、30代の頃のそれよりも格段によくなる。これまでにも幾度となく同じような結論が論じられてきているだけに、実際そうなんだろう。
不詳ワタクシ、そうした年齢に至っていないものだから、あくまで推測(というか希望も込めて)でしかないが、経験、熟練の技、スローラブ、パートナーへのいたわり、快楽だけでなくセックスを喜びとして受け止めるには、それ相応に齢を重ねる必要がある、ということなんだろうな。
さて、ここで紹介するアンケート結果もミドル層より上を意識したもの。ゆえの結果といえばそれまで。まあ、まずはご覧ください。
セックストイメーカー「LELO」の依頼を受けマーケティング調査会社「OnePoll」が50歳以上のアメリカ人2000人を対象に、「性生活が年代によってどのように変化したか」をヒアリングしたもの。
これによると、3/4以上の人が若い頃と比べて現在の性生活に大きな変化を感じると回答。子どもが巣立った人の48%が、セックスライフが劇的に改善したと答えている。
「もっとも性欲が強かったのはいつごろ?」の質問には「30代」が圧倒的。が、当時と比較しても50歳を超えた今の方がセックスの回数も多く、回答者の8人に1人は、週に5回以上で行為に及んでいるんだとか。
週5とは……。国民性とも捉えられるが、それにしてもお盛んなこと。
さらに調査は核心に迫る。
「家の中でセックスをしたことある場所は?」という質問。ベッドルーム(69%)、リビング(48%)あたりは当然。このほかランドリールーム、階段など、ちょっと冒険したくなる場所を好む傾向にあるみたい。
じゃあベッドと答えた人がノーマルかといえば、どうやらそうでもないようで。「新しい体位にトライすることに以前よりもためらいがなくなった」と53%が回答している。
パートナーとの親密な時間を大切にする。それが人生の喜びとなっているミドルが多いことを裏付ける結果ではあるが、同時にセフレを複数持つことにも積極的だとも。
もちろん、加齢にともなう男女のコミュニケーションが、必ずしもセックスありきというわけじゃない。体を重ね合うことと同じように親密なディナーや映画鑑賞、ふたりでの散歩などによってパートナーとの絆を深めているといった回答ももちろん出てきたようだ。
さて、この国のミドル層はどうなんだろう?
年を重ねるごとに体の距離も心の距離も離れていく、ではあまりにも悲しいじゃないか。
よそのお国の年齢もぜんぜん違う人たちのことではある。でも、いつか自分たちも彼らの年齢に達する。そのとき、性生活に満足できる自分(そしてパートナー)であるために、今の自分たちに何ができるだろう?