20代の恋愛で知っておくべき「12の大切なこと」
傷つくのが怖いのは、誰だって一緒です。でも、それを理由に恋愛が全力で楽しめていないのは、とてももったいないこと。だって恋愛は、心を開けば開くほどしあわせを感じられるものだから。
そう教えてくれるのは、「Elite Daily」のライター、Nicole Harringtonさん。彼女が記す「20代の恋愛で知っておくべき12のコト」には、すぐに実行するのは難しくても、意識することでもっといい恋愛ができるコツがたくさん詰まっていました。
01.
たとえ不安でも
「束縛」しない
恋人を「自由にする」のは、できそうでなかなかできないもの。そうすることで、相手を失ってしまいそうな不安に覆われてしまうからかもしれません。でも、あまりにも彼にしがみついてしまうと、彼はあなたから「解放されたい」と思うようになってしまいます。そして、どんどん心が離れてしまう可能性も…。
恋愛をする上で最も大事なのは、お互いに尊重し、理解すること。相手の人生を尊重しているからこそ、彼が追う夢も応援できるし、彼を「独占したい」という自己中心的な考えや行動もしなくなるはず。そして、あなたがそれを理解していることでさらに愛情が深まり、結果としてもっと一緒に時間を過ごしてくれるかも。
02.
彼のために
自分を見失ってはいけない
もっと好かれようと彼の「理想の女性像」に近づこうとするのは、じつは逆効果なときも。
そもそも彼があなたに惹かれたのは、自分らしく生きているあなたが好きだったからでは?なのに、自分らしさを捨ててまで彼の「理想」になろうとするのは、あまりにも多くのことを犠牲にすることに。とくに20代の恋愛では「自分がどういう人間でありたいか」を見失わないことが、何よりも大事なんです。
03.
自分を愛せるようになること
あれもダメこれもダメ、と自分を卑下することはありません。失敗はつきものだし「そんな自分も自分」と認めてあげることが第一歩。過去のことで自分を傷つけるのも、もうおしまいにしましょう。
考えてもみてください。自分に自信がないと、不安な気持ちや申し訳ない気持ちを持ちながら決断を下してしまうでしょう。自分を大切にしてあげることで自信をつけて、「これは絶対自分に合っているから」と素直な気持ちで決断を下せるようになれたほうが、きっと大きなしあわせが訪れるはず。
04.
見返りを求めず
相手を信頼すること
勇気を振り絞って心を開いたのに適当にあしらわれたら、悲しい気持ちになりますよね。そんな経験をしたくないからこそ、相手を信頼するのには慎重になってしまうもの。
「いつも連絡をしてくれるなら信頼する」「好きって言ってくれるなら信頼する」なんて、相手の言葉を基準に“信頼のガイドライン”を組み立ててみたり。
だけどこれは、本当の意味での「信頼」ではありません。だって、それでは信頼がその言葉頼りになってしまうから。そうなると、つねに不安な状態が続くだけです。だからこそ見返りを求めず、何があろうとただ相手を信頼することが大事なんです。
05.
傷つくことを恐れない
感情に素直になることは、とてもエネルギーを使います。私も以前までは傷つくのが怖かったから、感情を押し殺すクセがついていました。そうすることで、傷つくことはほとんどなくなったけど、同時にしあわせにも鈍感になってしまいました。
感情に素直になるということは、相手が「好き」という感情を表現してくれなくても、自分が「好き」ならその感情に素直になること。悲しいのなら、正直にそう伝えること。不安も相手に打ち明けること。
感情を表に出すことで、自分らしさを手に入れられるものです。
06.
そもそも男女は考え方が
ちがうことを理解する
私は、フェミニストです。男女は平等であるべきだと思うし、仕事においても成績が同様なら同じお給料をもらえて当たり前だとも思っています。就職の際に性別が問われる必要性もまったくない、と。
でも、男女の「違い」はもちろん存在します。社会から「こうあるべき」と教えられてきたことも違うので、考え方も少しずつ違ってくるものです。
たとえば、考えすぎてしまうこと。寂しいときは、パートナーと一緒にいたいと思うこと。感情を共有すること。ある意味これは、女性特有のものなのかもしれません。
でも、男性はどちらかというと、悩みがあるならひとりで解決したい人のほうが多いのでは?男友達と時間を過ごすのが好きで、ウワサ話には興味がない。
だけどそういう違いがあることを忘れてしまい、私は彼らが静かに考えごとをしていると「何かしちゃったかな」「アドバイスしてあげたほうがいいかな」なんて変に気を遣っていました。
男女の違いを認められてようやく、そんなことで変に気を遣うこともなくなったのです。相手目線で物事を見れるようになると、不安も軽減され「相手に合った優しさ」を持って接することができるんです。
07.
いつでも相手の気持ちを
尊重すること
相手の気持ちを想って行動することは、お互いに気持ちのいいこと。だって、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えて、気分が悪くなる人なんていないはずです。
でも相手の価値を尊重し、わかり合おうとするのには、時間もかかります。ただ、それが人生においてとてもポジティブな心がけであることに変わりはありません。
つねに相手の気持ちを尊重して、寄り添えるように努力をしてこそ、深い信頼関係が育めるのです。
08.
自分の考えを尊重することも
忘れないで
相手の意見を尊重することも大切ですが、自分の価値観を尊重することも忘れてはいけません。たとえば、相手にひどい言葉をぶつけられたとき。同じ態度で接してしまうのは、自分の価値観にそぐわないのでは?
相手の態度を変えることはできなくても、自分の行動を変えることはできます。周りに自分の考えや気持ちを踏みにじる人がいるなら、さよならする勇気も必要です。
09.
支え合う大切さを学ぶ
人間はサポートするのが得意な人と、サポートを受け取るのが得意な人とに分かれます。たとえば私は、「与える」のは得意でも「もらう」ことは不得意です。自分からはいくらでもサポートしてあげられるのに、相手が自分に手を差し伸べてくれるとなると、なんだかぎこちなさを感じるんです。
だけど、両方ができて初めてバランスが保てるもの。たとえば周りから「支えられてばかりいる」と感じるのなら、たまには相手を支えてあげること。相手がどれだけ支えられたいのか、そして自分がどのようなサポートができるのか。それは、模索するのみです。
10.
趣味も交流関係も
幅広く持つこと
彼との友達とばかり時間を過ごしていて、気づいたら自分の友達や家族はそっちのけに…。よく聞く話かもしれませんが、これは避けて通りたい道。
だって万が一彼と別れてしまったら、何も残らなくなってしまうから。それに、彼がいるからって、あっけなく友達付き合いが悪くなる女の子は、信用性に欠けるもの。
だから、たとえ彼がいても友達は大切にすること。交流関係を広く持っておくことに損はありません。そして、彼がいないときでも楽しめる趣味を見つけておきましょう。たまには彼を誘ってふたりでやるのも楽しいかもしれませんね。
11.
ロマンチックな時間は
思いっきり楽しむ
ロマンチックな時間を過ごすと、愛情が燃え上がると同時に「こんなにいい関係なんだから終わってほしくない」と、不安になることもあります。でも、花束やラブレターのやりとりも、恋愛しているからにはやっぱり経験したいもの。愛情が深まることを警戒して全力で楽しめずにいるのは、とてももったいない話です。
不安な気持ちは一度横に追いやり、ふたりで旅行に出かけたり、ホテルでロマンチックな一夜を過ごしたり、思いっきり楽しめばいいのです。たとえ関係がうまくいかなくても、きっといい思い出として振り返ることができるから。
12.
不安な気持ちに
支配されない
疲れていたり、機嫌が悪いときほど、思ってもいないことを口にしてしまいがち。
私もそういったタイミングで相手を傷つけたり、悪い印象を与えたりしたことがありました。でもそれは、根底に「傷つきたくない」と、ビクビクしている気持ちがあったから。
でも、不安な気持ちなんて持たないほうが、きっと心もラクなんです。少しずつでいいので、その不安を手放す練習を重ねていきましょう。そうすることで、20代の最後に「恋愛を通して、成長することができた」と思えるはず。