ビデオディレクターが伝授!スペクタクルで最高の動画を撮るテクニック
Snap(旧Snapchat)のサングラス型カメラ「Spectacles(スペクタクル)」。昨年は、神出鬼没のSpectacles自動販売機が話題になっていましたが、ついに、オンラインストアがオープン。
そんな「Spectacles」を使った動画撮影テクニックを、カリフォルニア在住のビデオディレクター、カレンXさんが紹介しています。再生回数100万回越えを達成した技とは、一体どんなものなんでしょう。
「Spectacles」を手に入れて、早数週間。これを使うと、すごくワクワクする動画が撮れるの。
この技を使って撮った私の動画は、すでに100万回再生(※記事公開当時)を突破したわ。そのコツを教えるわね。
01.
自分の手も映してみて
あなたが見ている景色をそのまま撮ることができるのが「Spectacles」の良いところ。手を映すことで、まるで自分が体験しているかのような臨場感が出るの。
自分の手を映す効果は、本当に大きいわ。試しに、手が映っている動画と映っていない動画を比べてみるわね。
ほらね。手が入ってなかったら、ただのありきたりな動画なんだけど、手が入るだけで「あなた視線」がはっきりと分かるの。
だから、とにかく手を使ってみること。何かを掴んで食べたり、ドアを開けたり、自転車に乗ったり。ハイタッチをしてみるのもいいかも!
02.
見下ろした構図で撮ってみて
自分の体が視界に入って、とっても面白いアングルになるわ。
03.
きれいな光を求めて
外に行こう
「Spectacles」は、残念ながら暗い所ではきれいに撮れないの。一番いい照明は「自然の光」。もし屋内で撮りたいなら、光が入る窓の近くで試してみて。
04.
10秒ストーリーの作り方
「Spectacles」で撮れる動画の長さは、きっかり10秒間。
10秒って短いように思えて、Snapchatに投稿される平均的な動画に比べるとけっこう長いの。1秒1秒をどんな風に作り上げるのかを考えてみて。
私が撮影したお気に入りの10秒ストーリーは、これよ。
ストーリーをつくる簡単な方法は、動画の構成を3つに分けること。
始め:サルに近づいて、バナナをあげる。
真ん中:猿が、バナナを食べる。
終わり:猿が、大きな猿に追いかけられる。
こういう構成は、どんな動画にも応用できるわ。
始め:ボールをポンポンする。
真ん中:相手とラリーをする。
終わり:ミスしてポイントを失う。
これをマスターすれば、あなたの動画もすぐに面白くなるはず。
05.
子どもやペットと
遊んでみて
これは、親の目線から見た子どもを抱き上げる動画なんだけど、すごくいいの。
猫と戯れる動画もね。
06.
旅の記録を撮ってみて
次に旅へ行く時は「Spectacles」を持って出かけてみて。撮影した動画を編集してつなぎ合わせるのも、オススメ。これは、私が日本に旅行したときの動画よ。
私はこの動画を「Adobe Premiere」で編集したんだけど、短い動画なら、他にもっと良いアプリがあるわ。それは「Instagram」よ。
Instagramの複数の動画を編集する機能はかなり便利なの。ビデオの編集知識がなくても、簡単にできちゃうんだから。
ちなみに。空港のセキュリティチェックのとき「サングラスをかけたまま通ってもいいよ」って言われたら、こんな動画も撮れちゃうわ。
07.
クリエイティブになろう!
①フィルターを駆使してみて。
色んなフィルターがあるから、試してみて。これは、「逆再生フィルター」を使った動画よ。
②ふたりで使ってみるのも、面白いわ。
もし友だちも「Spectacles」を持っていたら、ふたりで同時に撮りあってみるのも楽しいかも。
③「Spectacles」でセルフィー!
鏡に自分を映して、撮影してみて。頭を傾けると、世界そのものが傾いちゃうみたい。
このミラーダンス、フルバージョンはこちら。
このダンスビデオみたいに、30秒の動画を撮りたいときは「Spectacles」のボタンを三連続でプッシュして。そうすると、10秒の動画を続けて3回撮ることができるの。
ちなみにSnapchat上だと、動画の見え方はだいぶ違うの。枠は円形じゃないわ。その代わりにフルスクリーンで表示されて、スマホを回転させて見ることもできるのよ。クールでしょ?
これはSnapchat上でだけできることだから、もし良かったら私のストーリー(@snapkarenx)でも試してみて。
④Snapchatの公式アカウントに、あなたのストーリーを共有してみよう!
ストーリーをTwitterに投稿する時、Snapchatの公式アカウント(@Spectacles)をタグ付けしてみて。あなたの動画も、リツイートしてくれるかもよ。