iPhone 6を振り回して「360°撮影」!その解説ビデオがついに公開
まずは、以下の動画を見てください。これは、2016年2月5日に公開され話題になった「スキー場で滑る自分の姿をかっこよく撮影する方法」。どうやっているかというと…。
「iPhone 6」を
ブンブン振り回す!
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/18551/4491874c41ce27d49a3605635c1040567998b334.gif)
よほど高度な技術が詰まったドローンでも開発されたのかーーと思いきや、これ、なんと「iPhone 6」を使用して撮影されたもの。右手でワイヤーを握り、その先に繋がったデバイスをブンブン振り回しているんです!
YouTubeには、さらに鮮明な映像が。
まずもって撮影しながら滑ること自体難しそうですが、それにしてもキレイな映像。しかも、毎日使ってもiPhone 6本体にはキズひとつつかなかったとのコメントもあり、世界中から「どうやって作るの!?」という質問が殺到しました。
この撮影法を編み出したヴィオニさんは、このキットを「CentriPhone」と命名。ブレない画を撮るために、ナント2年間もの月日をかけ、微調整を続けてきました。そして、ついにその作り方を説明した動画が公開。再度注目を集めることに。
360°撮影ツールの
つくりかた
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/18564/265a074644c31045e8468cff078deee6b3ef0afb.gif)
完成品がコレ。残念ながら3Dプリンターで作成されているため一般的に手作りするには難があります。が、データはオープンソースでダウンロード可能。作れないけど使ってみたい!という人には、iPhone(6/6s)、GoPro用のキットが、それぞれ送料込み・50フラン(約5,750円)で事前予約できます。
使い方は、これで大丈夫なのかと心配したくなるほどシンプル。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/18591/80f58cf580a84e126dcc349970fb4d59964464b1.jpg)
キットにワイヤーを通し、
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/18590/ddaee0f124228f9f801b8e47801d36f9f70ff428.jpg)
デバイスを装着。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/18588/bcfa86120cb72a75d724ee5f8b7e372759a01b92.jpg)
使用するレンズには、「olloclip」の4in1 LENSを採用。iPhone 6などに装着するだけで、フィッシュアイ、ワイド、マクロ (10倍)、マクロ(15倍)で撮影できます。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/18589/a1df255ada0276c25b27fcc2af5b55a0aa942b89.jpg)
問題は固定する方法ですが、使うのは輪ゴム。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/18593/27ecaa13286f1d09ded6048608c85b04ee6b7b3b.jpg)
まさかの引っ掛けるだけ!その勇気が凄い。デバイスの安全性が、スキー技術に依存しているような気がするものの、これで2年ものあいだ無傷だったというのはいろいろな意味でオドロキ。
そのほか、ダンボール製のプロトタイプから始まった試行錯誤の詳細は、以下の動画で。「CentriPhone」については、WEBサイトで確認してみてね。