ろうそくでイラストを描く「火の魔術師」

深みのある濃淡が美しく、どこかフワフワとしていて不思議な感じ。よく見ると、とても細かなところまで描写されているのですが、絵の具や墨は一切使っていません。実はこれ、全て「ろうそくの火」で描かれているんです。

「予測不能」な魅力

私たちにとって、明かりや暖かさだけではなく、時には死をもたらす危険性があるもの。そんな、激しく変化する「火」に魅了されたアーティストのSteven Spazukさん。火と煙で描く「fumage」と呼ばれるテクニックを使い、15年間作り続けているのです。

力強さの中に、どこか儚さもある彼の絵のほとんどが、夢で見たものを描いているよう。それ以外にも、日本で有名なあの人たちの肖像画もあるので、最後までお見逃しなく。

日本で有名なあの人が登場

イモトアヤコ

大島優子

宮迫博之

絶対に描き直すことのできない一発勝負の作品は、自分で完璧にコントロールできないからこその魅力がありますね。

Licensed material used with permission by Steven Spazuk(Facebook), (Instagram)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。