「チーム」の成果を上げる、シンプルな5つのメソッド。
仕事は、ひとりではできません。大きなプロジェクトになればなるほど、たくさんの人が関わるようになっていきます。
規模の大小はあれど、人をまとめる立場になる機会は誰にでも訪れます。いざその機会がやってきたとき、あなたはチームをまとめる自信がありますか?Peter Economyさんは「Inc.com」で、チームを成功に導くための5つの秘密を紹介していました。
一見どれも簡単なことのように思えますが、実践することが何より大事。まずは心がけから始めてみるといいかもしれません。
01.
チームの
「スタンダード」を決める
お手本を示すのは、チームに「どうなってほしいか」を理解してもらう一番いい方法です。
時間を守る、責任感を持つ、締め切りを守る、協調性を持つなど、具体的なチームのスタンダードを決めましょう。
きっと、ひとりだけサボっているヒマなんかない、という空気が伝わるはずです。
02.
ミスは世界の終わりではないと
強調する
どんなに気をつけていても、ミスは起こるもの。実際の現場では、毎日がミスの連続です。リーダーの仕事は、そのミスがただのケアレスミスなのか、頻発する危険なミスなのかを判断すること。
頻発するミスの場合は、仕事のやり方自体に欠陥がある可能性があります。こうしたミスはチームが本当の能力を発揮できなくなるため、注意が必要です。
この2つをきちんと区別していれば、チームは失敗を恐れることもないし、常により良い仕事の方法を考えるようになるでしょう。
03.
成果は全体の前で褒める
いい仕事をしたときには、チーム全体が「いい仕事をした」という実感を持つことが大切です。メンバーの誰かが成果を上げたなら、全体の前で褒めて実感を持たせましょう。
他のメンバーにも「いい仕事」のお手本を具体的に見せることができ、一石二鳥です。
04.
干渉しすぎない
こまめな報告を求めたり、進捗を頻繁に確認するなど、干渉しすぎはチームマネージメントの失敗に直結します。
細かすぎる指示を出されてやる気が出る人はそうそういません。やり慣れて、よくわかっている仕事のときはなおさらです。
クリアすべきタスクを提示したら、あとは放っておきましょう。メンバーがどんな方法でそのタスクをクリアするかまでは、管理する必要はないのです。
ある程度自由な環境を与えたほうが、人は能力を発揮します。過程よりも結果を重視しましょう。
05.
フィードバックをする
フィードバックは、仕事の最も重要なポイントです。
リーダーがフィードバックにきちんと時間を取ることで、チームのメンバーそれぞれの仕事に関心を持っている、ということを示すことができます。
もちろん、良かった点、悪かった点を伝えることで仕事の能率が上がっていくのは言うまでもないでしょう。