あなたはどのタイプ? 性格を「4種類」に分けてみると…

人によって性格はまったく異なるので、一緒に仕事をしているとどうしても衝突する場面って出てきますよね。あの人はどうしてあんな考え方をするんだろう、と思うことも。

Inc.com」のライターMarcel Schwantesさんによると、人の主な性格は4種類に分けられると言います。

みなさんと周りの人たちはどのタイプでしょうか? 人間関係を円滑にするヒントが見つかるかもしれません。

01.
負けず嫌いな
「リーダー型」

リーダー型の大きな強みは、常に大きなビジョンを持ち、目標をまっすぐに見据えられるところです。仕事を完遂するために人を引っ張っていく能力に長け、負けず嫌いの性格のため必ず勝利を掴もうとします。あなたの直接の上司であってもそうでなくても、彼らのリーダー気質は変わらず、あなたを導いてくれることでしょう。

一方で彼らの弱みとしては、目標に向かって突き進むがゆえにせっかちで、攻撃的で、人の気持ちに鈍感でありフォローをするのが苦手という点があげられます。決定を急ぎ、他人のアイデアを熟考せずワンマン体制になる傾向が強いので、協調性に欠けるのが最大の欠点だと言えるでしょう。

とくに、次の項目で紹介する「ピープル型」とはそりが合わず、衝突が多いかもしれません。

02.
マネージメントが得意な
「ピープル型」

ピープル型は、人との関係性を築くことに特化しています。自分の周りの人たちを理解し、彼らが喜ぶ方法を見抜くのが得意です。また、自分自身についても冷静に分析ができるため、自分がどのように立ち回ればチームがうまくいくか把握する能力が高く、マネージメントに長けていると言えるでしょう。

セールス、人事、ソーシャルワーク、教育、医療専門職など、チームで仕事をする職場で能力を発揮できるタイプです。

一方で、彼らは争いごとを嫌うがゆえに自分の考えを主張をせず、人に流されやすいという欠点を持っています。自分が人からどのように見られているかも非常に気になるため、批判に敏感になり、多数決で選ばれている意見こそが正しい、と考える傾向があるようです。

03.
冒険家のような
「フリースピリット型」

フリースピリット型は、自由で既存の常識にとらわれない冒険心を持ったタイプ。家庭、仕事、遊びなど、生活のすべての領域で新しい刺激を求めているので、目の前にあるチャンスは何でも試してみないと気が済みません。「あなたはあなた、私は私」といった独立心が強く、自分が目標に向かってチャレンジする姿勢を「できるわけないよ」と他人に否定されることを嫌います。

その好奇心旺盛でクリエイティブな性格によって、独自の視点で問題を見抜き、まったく新しい方法でそれを解決する発想を生み出します。きっと9時5時の一般的な仕事より、俳優、起業家、キャンプディレクターといった職業のほうが活躍できるでしょう。

一方で彼らの欠点は、協調性のなさだと言えます。規律がなく、チームを混乱させる要因だと見なされることもしばしば。退屈を嫌い、面白そうなことを見つけるとすぐにそちらに飛びついてしまうため、やりかけのタスクは溜まる一方。計画性のない刹那主義で、権力には反抗するため、チームメンバーとの衝突は茶飯事でしょう。

04.
計画をコツコツ進める
「タスク型」

タスク型は、非常に勤勉で計画的に毎日を過ごします。自分の仕事を徹底して整理し、きちんと問題の構造を理解して計画を立てます。そうして作った日々の「To Doリスト」を達成することに大きな喜びを見出しています。

時間に厳しく、困難な仕事にも忍耐強くコツコツと取り組むことができます。そのマジメで責任感の強い姿勢は、周りからの信頼にも繋がることでしょう。

反対に彼らの欠点は、臨機応変に対応するのが苦手なところ。頑固で融通が利かず、自分に厳しく他人にも厳しい一面を持っています。彼ら自身のワーカーホリックのような姿勢を他人にも求めるため、同僚との衝突を招いてしまうこともあるでしょう。

適材適所で強みを活かそう

4つのタイプはそれぞれ、素晴らしい特性と能力を持っています。それを活かせる仕事に就けるよう自分自身をより深く理解することが大切です。

また、自分の周りの人たちを観察して、その人が一体どのタイプなのか理解しましょう。自分と一緒に働くメンバーの強みと弱みを把握することによって、より効率よく仕事が進められ、コミュニケーションも円滑に取れるようになると思います。

職場環境や人間関係に悩んでいる皆さん、改めて、自分や他人がどういったタイプの性格なのかを冷静に分析してみて下さい。

Licensed material used with permission by Marcel Schwantes
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