良かれと思って伝える言葉が、実は「内向型人間」をイラだたせていた
外向的な人は社交的で、内向的な人たちはとっつきにくい。そのような偏見から、よく後者に言ってしまいがちな「間違った発言」があります。
ここでハッキリさせましょう。彼らはいつも物静かでもなければ、緊張しているわけでもありません。「Elite Daily」のライターであり、内向的な人間の代表とも自負するTessa Harveyさんが、自身が言われて腹が立ったという5つの言葉がこれ。
01.
「おとなしいよね」
内向的なことと口数が少ないことが、何故かいつも紐づけられる。もしこの言葉を内向的な人に向けようとしたら、やめてください。不愉快にさせてしまうのと、あなたと話したくなくなります。
02.
「話してよ。噛みついたりしないから」
「話してよ」と命令口調に言われてしまうと余計に閉じこもってしまいます。内向的な人ががんばって会話に加わろうと躊躇しているところを「怖がっている」という偏見で遮るようなことはしないでください。
03.
「恥ずかしがり屋なの?」
よく言われがちな「恥ずかしがり屋」。内向的でもあるけれど、恥ずかしいわけではないのです。むしろ仲がいい友人たちと一緒にいる時は、とってもおしゃべりになります。内向的な人たちは近しい人たちを大事にするので、多くの人と仲良くしないからと言って、恥ずかしがりでもなければ、無理に社交的にする必要性もないと思うのです。
04.
「なんでそんなに緊張しているの?」
いや、緊張しているわけではありません。口数が少ないからと言って、緊張してたり、怖がっていたり、不快感があるからってわけではありません。そのような気持ちはほぼ感じていません。
ほとんどの人が内向的な人の特徴で気付いていない大事なところ。それは、内向的な人たちは、他の人の話を聞いたり、観察したり、反応する事が楽しいのです。そのため自分から会話を始めたり、意見を大勢に言うよりかは、言葉や言い方を考えてから発する事が多いのです。
05.
「いつか打ち明けてくれるよね」
今の自分の何が悪いの?そもそも、内向的な人が全てを打ち明けて一人前に外向的になるという価値観は時代遅れです。内向的な人はもともと話すより自分を見つめ直す方を好むので、それは悪い事ではなく、他人に合わせる必要性もありません。