なにかと肩身の狭い「内向的な人」が、生きやすくなるために工夫すべきこと。
もしもあなたが内向的なら、幸せになるためには外向的な人と違うことをする必要があります。内向的な人は、人が多いパーティーも、詰め込みすぎたスケジュールも苦手。他人から楽しみを与えてもらう必要はなく、家で本を読んだり映画を観たり、ひとりでも充実した時間を過ごすことができます。
しかし、外向的な人のほうが何かとポジティブとされ、内向的な人は少し生きづらい世の中。では、後者はどんなことをすれば良いのでしょう?
01.
一日の終わりに落ち着く時間をとる
生物学的に、内向的な人は刺激に繊細で情報を深く処理します。緊張をほぐすことで、忙しかった一日に起きたことがしっかり理解できます。
02.
意味のある会話をする
内向的な人は、何気ない会話では満足できません。「今日はどんな日だった?」「今日の天気どう?」では足りないのです。趣味でも恋愛でも、もっと深い会話が必要。今日学んだ新しいことは?10年前と比べて、今のあなたはどう変わった?神は存在する?もちろん、すべての会話がディープである必要はありません。時には、ただ週末にしたことを聞きたいだけの場合もあります。ですが、定期的に心も頭も満足させるような会話を必要としているのです。
03.
沈黙を心地よく思ってくれる
パートナーを作る
内向的なあなたの人生には、静けさを心地よく思ってくれる人が必要です。同じ部屋にいながらも会話はせずに、それぞれが自分のことをしていられる人。沈黙に耐えられずに話続けるのではなく、あなたが考えをまとめられる時間をくれる人。「沈黙は美しいもの」です。
04.
趣味のための時間をつくる
17世紀のホラー小説。ケルトの神話。古い車の改造。ガーデニング、絵画、料理、書物...。内向的な人は、趣味に浸る時間によって充電します。そして、興味のある分野でエキスパートになるのです。
05.
静かな自分だけの
スペースをつくる
一人になれる部屋。少しの間だけでも社会から閉ざすことができる部屋。内向的な人にとっては、自分だけのスペースがあることで、エネルギーレベルが大きく変わります。一人になること、邪魔や潜入が入らない本当の独りになることができる時間は、実に自由で爽快だ。
06.
回答の前に考える時間をもらう
その場ですぐに答えを求める上司や配偶者ほどストレスのたまる存在はいません。外交的な人はたいていその場で何か答えられる。でも内向的な人は、短期記憶よりも長期記憶に頼っているのでそうはいきません(外向的な人は逆)。プレッシャーがかかっていない時間があれば、その記憶から適切な答えを見つけ出すことができます。その時間を与えてください。きっとその甲斐を見せることができるはずです。
07.
理解してくれる人をもつ
内向的な人は、全ての集まりやパーティーには参加しません。社交的な場を好まないわけではありませんが、その頻度にもよります。多すぎると、彼らの繊細なシステムが刺激されて寝込みたくなってしまう。「今日はもう人と関われないこと」をわかってくれる理解者が必要です。
08.
仕事の本質的な目的をもつ
内向的な人は、給料以上に仕事の質を求めます。もちろん生活費は必要ですが、9時から5時の時間をより価値あるものにしたい。他人を手助けできていると感じたい。何か小さな変化をもたらしたい。目的もなくただ日々の仕事を繰り返すだけでは、人生が空っぽに感じてしまいます。
09.
話さなくても良い時間をもらう
時々、何も言葉が出ない時もあります。何かを強く感じていても、うまく表現できないのかもしれません。あるいは「一人になりたい」けど、その理由を説明する気力が出ないのかもしれません。内向的な人が「話したくない」「今はこれが必要」と言ったら、その言葉に答えてあげよう。少し時間を与えたら、きっともう少し言葉数を多くして戻ってきてくれるでしょう。
10.
一人のスペースを設ける
内向的な人は、一人のほうが良い仕事をします。残念ながらオフィスや教室は一人で振り返るためにはできていません。その結果、内向的な人が誰もいないオフィスや建物の角に逃げるのを見かけるかもしれない。早く来たり、遅くまでいたり、休憩時間に誰もいない場所にいたり。上司の方々、ご両親、先生方、内向的な人には静かな場所を与えてあげてください。そのほうがきっと良い仕事をしてくれます。
11.
仲間をつくる
人気になることを目的にしない彼らには、たいてい数少ない親しい友達がいます。内向的な人にとって、友情とは同じ空間を共有して同じ活動をすることではありません。噂話をする相手でもありません。同じ精神を持ち、内向的な世界を知りながらも、お互いに自分をさらけ出せる相手なのです。
12.
ゆっくりする時間をつくる
息をすること。すべてを受け入れること。ありのままでいること。ただそれを繰り返しましょう。
あなたならこのリストに何を足しますか?