あなたは内向的?外向的?レモンでチェック!【研究結果】
性格診断はお好きですか?
複数の質問に答えていくと、最後に強みや弱み、好きなこと嫌いなことの傾向などが明らかになるアレです。ほとんどの診断に、社会との関わり方を表す「外向性」「内向性」の項目もあるけれど、拮抗していたり、自分ではしっくり来なかったり……。
じゃあ、嘘も遠慮もない身体反応に教えてもらいましょう!ってことで、ペンシルベニア州立大学の人格心理学教授Kevin Bennett氏の研究をご紹介。
同氏考案の「レモンテスト」により、外向的な人より内向的な人の方が、レモン果汁を舐めた時の唾液の分泌量が約50%多いことが判明した。ちなみに男女とも同じ結果に。
カギを握っているのは、食べ物や人との接触による刺激・興奮を大脳皮質に伝えて、身体反応を起こさせるシステム「網様体賦活系(RAS)」だ。
内向性の人の場合、RASが活発になるまでの刺激のハードルが低く、外向性の人では高くなるんだとか。つまり、少しの刺激でも唾液が出たり落ち着きがなくなるか、より強い刺激がないと特に変化しないかで、どちらかがわかるということ。
問答無用で自分の刺激のハードルがわかるレモンテスト。友達や家族とやってみてはいかが?
【レモンテスト】
◆用意するもの:
レモン1/2個、綿棒、クッキングスケール◆やり方:
①レモンを舌の上に乗せる(20秒間)②飲み込まずに口を閉じる(2秒間)
③綿棒を口の中に入れて閉じる(10秒間)
④唾液をすべて吸い取った綿棒を、クッキングスケールに乗せて重さを測る
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