「定期的な運動」が、コロナ感染を防ぐって!?【研究結果】

8月22日、スポーツ医学に特化した雑誌「British Journal of Sports Medicine」に、定期的な運動が新型コロナウイルス(COVID-19)の感染とその重症化を防ぐ可能性があるという旨を記載した論文が掲載された。

調査対象となったのは、平均年齢53歳の約185万人分の健康データ。運動とCOVID-19の関係性を調べたところ、定期的に体を動かしている人ほど、感染と重症化リスクを抑えられていることが分かったそう。

論文によれば、週に合計150分の適度な運動もしくは合計75分の高強度運動をしている人が、調査対象となった人々の中では一番COVID-19に罹っていなかったのだとか。

ただし、どのようなメカニズムで運動がCOVID-19の感染と重症化リスクを下げているのかは明らかになっていない。

一般的な常識で考えれば、適度な運動は免疫力を上げてくれるので、それが関係していそうだが……どうなのだろうか?

いずれにせよ、無理のない範囲で定期的に運動することは、たくさんのメリットがあるのだろう。

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