ハッピーエンドの向こう側。「ダークメルヘン」の世界。
おとぎ話にはキラキラと眩しい夢のような世界だけではなく、闇の一面があることが多い。『シンデレラ』や『白雪姫』など、世界中で愛される物語の原作を読むと、驚くほど残酷なシーンが登場することも。いずれもハッピーエンドではあるものの、なんだかシコリが残るんだ。
ダークメルヘンが好きな人に紹介したいのが、Brooke Shadenの「毒」のある写真。乙女たちの叫び声が聞こえてきそうな不気味さがあるのにも関わらず、美しさを感じてしまう。
ラストが読めない
美しくてダークな世界
冒頭では幸せなラストを迎えたお話を挙げた。けれど、映画『パンズ・ラビリンス』のように、決してハッピーエンドとは言えないストーリーも。最初から最後まで闇を感じてしまうダークメルヘンな世界観も魅力的だ。
残酷さと美しさの混ざり合う世界に、なんでこんなに惹かれてしまうんだろう?