「悲しい過去」をもつ猫たちの生きる世界
動物保護施設で暮らしていたり、“野良”として生きていたり。Sabrina Boemが撮影した猫のほとんどは、はじめから飼い主を持たずに生まれてきた猫や人間に捨てられた悲しい過去をもつものばかりです。
自分の家のない“彼らの日常”を追い続けたSabrinaは、あることに気づきました。
飼い猫とは全く違う、「強烈な眼差し」を野良猫たちはしている。
野良猫たちの「目」に写る世界は…。
孤独に過ごすもの、人に懐くもの。野良と言っても様々いるけれど、道で出会った猫たちの強い瞳が頭から離れないSabrina。「この体験は、写真家としても一人の人間としても貴重なものとなった」と言っています。
彼女の写真を見ているうちに、野良猫たちの瞳にはどのように世界が写っているのか。気になってしまいました。彼らの姿をじっくり見てみましょう。