だから、バレンタインなんか大嫌いだ。
バレンタインなんて、商業臭がすごいし、面倒で押し付けがましい。
恋人がいれば「リア充」なんてカテゴライズされるのもおかしいし、ひとりでも自立して幸せに過ごしている人たちが、クリスマスやバレンタインで肩身の狭い思にさせられるのだって意味がわからない。
「Elite Daily」のTayi Sanusiさんはこの記事で、まさに私が抱えていた違和感を肯定してくれていたの。
むしろ、バレンタインなんてひとりで過ごしていた方が良いってね!
言ってしまえば、バレンタインなんてプレッシャーだらけの日。
女の子全員がおかし作りが上手なわけじゃないし、過度な期待をされて余計にうまくいかないことだってあるでしょう。
“期待している感”を全面には出さないようにしているものの、じつはみんなロマンチックでセクシーな一夜を求めているじゃない。なんとも押し付けがましいイベントだと思う。
そもそも、ハートに薔薇にチョコ…毎年変わらない鉄板ネタばっかり!まるで台本を読み上げるようなその贈り物だって、ロマンスに欠けてるんじゃない?
「イベントには恋人と一緒にいるほうが幸せ」なんて、思い込み。ひとりのほうが、ずっと自由に感じられるもの。
理由その1
「〜しなきゃ」という呪縛がない
上で話したように、バレンタインデーにシングルでいる一番の特権は、プレッシャーを感じずにすむこと。
「期待に応えないと」なんてプレッシャーは、デートプランを丸投げされたときのよう。でもシングルなら、何をしたってあなたの自由。好きなことのために、好きなように時間を使えるんだもの。
理由その2
誰にもがっかりされない
男性はバレンタインデーにがっかりさせられると、普段の数倍気持ちが落ち込むでしょう。
プラン通りに進まなくたって、楽しめるカップルもいるかもしれない。だけど、よりによってバレンタインデーに失敗したら、パートナーに申し訳ないという気持ちで自己嫌悪に。
シングルだったら、(毎日のことかもしれないけど)自分で自分の気持ちをあげればいいだけの話。それは誰にも期待されてないからって?外的要因に振り回されるなんて、疲れちゃうわ。
理由その3
自分へのプレゼントデーにできる
人生って、とてつもなくハード。
だから"セルフケア"と言いながら、自分を甘やかしている人がたくさんいるわけで。やっぱり自分をケアするのって大事。
こんなイベントを口実にして、自分の心を満たしてある日にだってできる。ひとり旅でも、おうちでゆったり過ごすでも、お買い物"セラピー"に取り組むでも、ね。
理由その4.
思いがけないワンナイトの予感も
どれだけバレンタインデーを楽観的に捉えても、1日の終わりにベッドでひとり….…こればかりはちょっぴり寂しい。
ひとりで過ごすのはイヤ。今夜は大胆に振る舞いたい気分。
であれば、バーやクラブに出掛けてみよう。カップルの波を掻き分けていくのに抵抗がなければ、きっとその群れに隠れるシングル族に出会えるはず。もしかしたら、ひとりで眠るのだって避けられるかも。
で、この記事の教えは何かって?
シングルであろうとカップルだろうと、バレンタインデーは「腑に落ちない日」になり得るということ。シングルだからって、悲しむ必要なんかない。
むしろ、したいことができる自由があることを「幸せ」と捉えればいいと思う。