溶けるまで飾っておきたい、美チョコ。
どんな造形物でも、クリエイティブの力で“外見から中身まで”納得のいくものに仕立てる。それがデザイン。
たとえチョコレートであろうとね。
デザインで“魅せる”チョコ
一見すれば、カラフルなブロックおもちゃと見まごうモジュラーシェイプ。ベース色とは異なる色が散りばめられたこの“階段”。はい、チョコなんです。
今を遡ること2年前、オーストラリアのデザイン会社「Universal Favourite」がショコラティエBakedown Cakeryとタッグを組んで3Dプリントで作りあげたものだそう。
オーダーはこう。
「既成概念にとらわれないもの」
「無限大の組み合わせを生み出せるもの」
どの柄の階段も、ふたつ組み合わせればあっという間にキューブ型。
お歳暮ギフトで終わるはずが、あまりの美しいルックスに発表されるや世界中からプレスが殺到。予想を超える大反響となり、「Wired Loves Top 100」では、堂々1位を冠し、ビエンナーレにまで出展することに。
あまりのニーズに昨年末、市販用のギフトボックスが登場。その名も「Complements」。カクカクしているタイポグラフィは、箱の中に眠るチョコの形をほのめかしているそうですよ。
ところで、肝心の味はと言うと…塩キャラメル、黒ごま、ラベンダー、カシス、ストロベリー、クッキー&クリーム、ピスタチオ、マンゴー、抹茶、ラズベリー、シングルオリジンダーク、ライチ&ココナッツ、とこだわりの12種。
もうすぐバレンタインなんだよなあ。
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