イチゴじゃないのよルビーは!「第4のチョコ」がカワイイ、おいしい、新しい!!!

口にすれば甘く溶ける。スイーツの王様、チョコレート。

世間では今、“ルビー“のような赤きピンクのカラーが特徴の「ルビーチョコレート」が話題。

普段あまり甘いものを食べないという人はピンとこないだろうけど、すでに日本人の42%が知っていて、600万人が食べたことがあるっていう。

シロクロつけるしかなかったチョコレート業界に颯爽とカラフルに登場したルビーチョコレート。

色による新しい楽しさもあって、カワイイ!食べたい!誰かにあげたい!

きっとそう思うはずの“第4のチョコレート”が現れたゾ!!

“第4のチョコレート”ってどーいうことよ?

© Barry Callebaut

目にも鮮やかなピンク色をしたルビーチョコレート。別名「第4のチョコレート」って言われています。

なんで?

その理由はですね……これ、およそ80年ぶりに、ダーク(ビター)、ミルク、ホワイトにつづいて開発されて登場したチョコレートってことだからなんです。

エクアドルやブラジルなどの特定の条件を満たした“ルビーカカオ豆”っていう特別なカカオ豆を使用し、10年以上の長い年月をかけて開発された自然な色と味をそのまま抽出する特殊製法で生まれたそうです。

そもそも、それまで3種類しかないってのにも驚きのような、納得のような、食べるばかりでチョコレートのこと知らなかったな〜って思わされるんですけどね。

着色料なんて使ってない、天然ピンクのルビー色

©Barry Callebaut

このアポロチョコの上みたいな見た感じの色からイチゴ味を想像(期待?)しちゃう人も多いでしょうけど、先に書いたとおり、彩るのは厳選したルビーカカオがもってる自然由来のピンク発色。

口に入れば、ベリーのようなフルーティさと新鮮な酸味であと味も爽やか。豊かな滑らかさの絶妙なバランスが特徴で、ナッツやフルーツとの組み合わせはもちろん、チーズやハーブ、スパイスなどの食材も相性よし。苦味も少なく、ビターが苦手って人でも食べやすい味わい。

©Barry Callebaut

そんなステキな優秀チェコレートなんですが、これまでの色や味とはまったく異なるチョコレートとして、その存在を公表されたのが2017年。まだ商品も出揃わなかった去年のはじめまでは、認知度も少なかったわけです。

で、商品数も広がりを見せはじめた去年のバレンタインくらいから注目され、天然のルビー色にSNSなどでも大きな反響。世界に通用する「Kawaii(カワイイ)」大好きな日本市場では、バズるの間違いないだろうと多くのブランドもパティシエも期待を寄せるアイドル的存在。

ルビーのメンバー、出揃いました!

“ルビーカカオ豆”の流通・販売を担う世界有数のチョコレート製造メーカー「バリーカレボー」社も、今年から日本国内に工場を準備して、商品加工用のルビーチョコレートの製造を計画。

日本の「森永製菓」との提携も手伝って、今年のバレンタインデーシーズンには40以上のショコラティエやブランドから、およそ100種以上のルビーチョコレートを使用した製品が発売されることに。

残念な宣伝だと「これがRBY48だ!」とか言い出しそうなほど、2019年12月からの新作ラッシュによって出揃ったルビーチョコレート。たくさんになったメンバー、それぞれジャンルにわけてご紹介しようと思います。

コンビニやスーパーでも手に入る“甘いルビー”。誰かへ贈るのにも、自分で口にするのでも、その味わいを一度は試してみるのいかがでしょ?

「カフェな気分で」ちょい洒落たい、ルビー

©エーデルワイス ©不二家 ©シャノアール

日中がんばる自分にご褒美って、午後のおやつ時間にゆったり食べたい。お気に入りのコーヒー、紅茶をいれて、テーブルでとっておきのスイーツ。
ちょっと洒落て試したい華やぐ色のルビーチョコレートスイーツが、各店からリリース!

全国の百貨店にも出店する「アンテノール」からは可愛らしいケーキが2品。チェリーの酸味も加わえたり、イチゴのガナッシュクリームとあわせたり。
創業110年になる有名店「不二家」だったら、フランボワーズ仕立てのケーキも見つかる。
普段使いもしやすい「カフェ・ベローチェ」でも、ラズベリーを加えた甘酢っぱいルビーチョコレートケーキが、アナタの休憩時間に待ってます!

「ひとりで、みんなで、気軽に」食べたい、ルビー

©森永製菓 ©ファミリーマート ©美十 ©シャトレーゼ

ルビーだ!第4だ!って言ってもやっぱりチョコレート。自分のおやつタイムにちょいちょい食べたいのが本音。安心してください、そんな商品も続々リリースしてますよ。

「森永製菓」は厚さ4mmの板状になったタブレット型ルビーチョコレートが発売。全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストアでも購入できて、作業中のお供として、デスクで“お仕事、時々ルビー”ってのもいい。
コンビニの「ファミリーマート」も4種の小箱のギフトシリーズを販売。パッケージが可愛くて、プレゼントにも自分用にも欲しくなります。
ちょっと変わったところで、京都駅などにお店のある「美十」ルビーショコラのこたべという生八ツ橋で包んだおたべのひと口サイズ版なんてものも。また、街の洋菓子屋さん「シャトレーゼ」のミルクやホワイトなどのチョコとルビーが食べ比べできるプレートチョコなんかは、みんなでわけわけして味を楽しめそう!

「大切な誰かへ」贈ってあげたい、ルビー

©ネスレ日本 ©Мon cher ©LE CHOCOLAT DE H ©モンサンクレール

待ってましたとばかり、やっぱり旬なバレンタインシーズンに向けたこの時期ですから、大切な誰かに贈りたくなる、ちょっと背伸びしたくらいのギフトなルビーチョコレートも、各ショコラティエやブランドから登場してます。

ルビー・チョコの元祖ともいえる「キットカット ショコラトリー」からは、2020年新作キットカットのアソート。数量限定で“いつもの”じゃない特別感が、もらった人を驚かせそう。
世界的な人気を誇る日本酒・獺祭とコラボした「Мon cher」ボンボンショコラも、化粧箱から大人を感じさせるルビーチョコギフトに。
「LE CHOCOLA H」で買えるルビーショコラバウムクーヘンも、わかりやすい贈答向きなひと品。
世界的パティシエ・辻口博啓さんの「モンサンクレール」が販売する、パッションフルーツのギモーブを使用したソシソンショコラは、ルビーチョコの華やいだ雰囲気を存分に感じられるルックスです。

Top image: © Barry Callebaut
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