大人がハマるチョコバナナ

一週間ほど放置しておくとすぐに熟れて黒く変色してしまうバナナ。もちろんそのまま食べるのもありですが、「Food52」のMark Bittmanさんは、熟れてもためらわずに使える「グリルドバナナ」のレシピを紹介しています。

しかも、ただグリルするだけじゃなく、バナナに切れ目を入れて、ナッツやチョコをたっぷり入れて焼くんだとか。

いままで夏に食べるバナナといえばお祭りの「チョコバナナ」でしたが、今夏はこの「グリルドバナナ」に注目。皮ごと焼き網に乗っけるだけで焼けちゃうから、今夏BBQやキャンプの朝食など、アウトドアでも大活躍すること間違いなし!

キャンプの朝食に!
皮ごと食べる「焼きチョコバナナ」

© 2018 Rocky Luten

バナナの皮は焼くときに立派な器になってくれるので、剥かずにグリルしてあげましょう。バナナの片面に切れ目を入れて、そこから具材を詰め込みます。それを直火で焼いていきます。アルミホイルを敷いて石炭の上で焼いても◎。

皮ごと食べても大丈夫ですし、スプーンで中身をくり抜いてアイスクリームのトッピングにしてもOK。ただし、具材をすべてバナナに詰め込んでから焼くこと。

これから紹介するレシピをさらにひねりたければ、グリルしたバナナにマシュマロ、チョコ、それからトーストしたクルミを入れるのも◎。小サイズのマシュマロ(大きいのを切ってもOK)を大さじ2杯分入れるっていうのも最高のマッチングです。

バナナ1本に対して、マシュマロは通常サイズ一粒で十分なはず。キッチンバサミで、簡単に細かくできますよ。切る前に刃に油を塗っておくといいでしょう。

※本レシピは、Mark Bittman著『How to Grill Everything』(2018年、Double B Publishing Inc.、Houghton Mifflin Harcourtより出版)から転載しています。

材料:1本分

準備時間:5分

調理時間:5分

バター:大さじ1

豆板(砕くか細かく刻む):大さじ2

ダークチョコレート(細かく刻む):大さじ2

完熟バナナ(少し茶色くなったものでもOK):1本

アイスクリーム:適量(お好み)

作り方

【1】ガスコンロを使う場合は中火に。夕飯用に使ったグリルを使う場合は、石炭をさらに加えて、準備が整うまでフタをかぶせておく。いずれにしても、網は綺麗にして使う。

【2】やわらかくしたバター、豆板、チョコレートを小さなボウルに入れて潰しながら混ぜる。バナナは、片面に上からまっすぐ切れ目を入れる。皮は端っこまで切らず、ギリギリのところで刃を止める。バナナを十分に開き、切れ目に具材を入れる。

【3】具材をぎっしり詰め込んだバナナは、切れ目を上にして、グリルの上にそのまま置く。フタを閉じて、皮が真っ黒になるまで5分ほど焼く。

【4】出すときは、皮からそのまま食べるか、スプーンで中身をすくってアイスクリーム、エンゼルフードケーキ、もしくはバニラプリンの上に乗せるのもおすすめです。

Written byMark Bittman
Top photo: © 2018 Rocky Luten
Licensed material used with permission by Food52
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