こぼれ落ちていく一瞬の思い出たち

 

わたしたちは、すべての思い出を鮮明におぼえておくことができない。
どんなにたいせつで、ずっとおぼえておきたいと願った特別な思い出でさえ、あわただしい日常に飲み込まれて、みるみる曖昧なものになってしまう。
だから、また明日もそこにあることが当たり前のような、何気ない一瞬の思い出なんて、あっという間に記憶からこぼれ落ちていく──。

 

これは、バルセロナで活動するフォトグラファーTessa Roseの作品をみて、改めて感じたこと。

 

きれいじゃなくていい
ほんのすこしの断片でも

 

でもでもでも、わたしたちの「今」も、そして「これから」も、そういう何気ない一瞬の思い出がつみかさなって成り立つわけで。

だとしたら、べつにきれいじゃなくても、ほんのすこしの断片でも、(むしろそういうものこそ)とにかくかたちに残しておくっていうのがすごく大事なことなんだよなあ。Tessaみたいに。

 

Licensed material used with permission by Tessa Rose
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