イランの写真家が追う。「シリア」の子どもたちの日常

シリア内戦の引き金となった抗議デモが本格化してから、7年。いまだに終わりの見えない混沌のなか、人々はどのように生活しているのでしょうか。

イラン人写真家Ali Kharaは、銃弾やロケット、空から降り注ぐグレネードを幾度となく目の当たりにしてきました。そんななかでも、彼はシリアの子どもたちが成長したとき何が起こるのか、と想いを馳せてきたと言います。

危険を顧みず、過去5年で10回以上もシリアへと向かったKharaが撮影したのは、現地の子どもたちの「日常」でした。

多くの戦争写真家たちは、シリアの軍隊を通して戦いの傷跡を記録していますが、Kharaは虐殺の写真には興味がない、と語ります。そんな彼の写真は「Children of War(戦争の子どもたち)」とも呼ばれています。

戦地でカメラを向けると、子どもたちは大人とは違った反応を見せるのだといいます。彼らは、カメラマンの予想を超えた動きをするのです。そんな子どもたちの力が原動力になり、Kharaは危険な場所での写真を撮り続けているのです。

彼が撮る、子どもたちのリアルな日常は、Instagramからも見ることができます。

Licensed material used with permission by Ali Khara
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。