九死に一生を得た人だけがわかる。最高の生き方。
旅行先で命に関わる事故に巻き込まれた男性。その事故をきっかけに、彼の生き方が変わりました。
大事故から生き残った男性が決心したこととは?
「生きててよかった」
リトアニア出身の男性Jacob Laukaitisさんは、タイを旅行中に飲酒運転の車にはねられ、大けがを負ってしまいました。
手術は4時間におよび、かかった費用は100万円以上にもなったといいます。手術直後は事故の記憶がなく、自分に何が起きているのかまったくわからなかったというJacobさん。お見舞いに来た友達に説明してもらい、ようやく状況が飲み込めたのだそう。
自分が事故に遭ったことを知った彼は、痛々しく傷が残るその顔に笑みを浮かべていたそうです。
「そんな事故に遭ったのに、まだ生きてるなんて、なんて幸せなんだろうと思ったよ」
毎日が
「人生最後の日」
Jacob Laukaitisさんは事故に遭ってから人生に対する考え方が変わりました。「人間はいつ死ぬかわからない。人生はとても短いことを実感したよ。だから一分一秒も無駄にしちゃいけないと思ったんだ」
それから毎日が「人生最後の日」であるかのように生きようと決めたJacobさん。自分のやりたかったことを実現し、人生を楽しむため、世界中を巡ることに決めたのです。
人生最高の一年
子供のころからの夢だったエベレスト登山、ニュージーランドでのスカイダイビング、ムンバイのスラム街の滞在…。
一日一日を全力で楽しんだJacobさんは、「2017年は人生で最高の一年になった」と語っています。
「当たり前」の毎日が「当たり前」ではないと気づいたとき、人は変わるのかもしれませんね。みなさんは毎日を後悔なく過ごせていますか?
Licensed material used with permission by Jacob Laukaitis