自分が口にする言葉を大切に。言い訳をしない「生き方」って?

「だって~」「でも~」「どうせ~」「〜だから」…このようにDがつく言葉が口癖だというアナタは注意してください。なぜなら、この前後につく言葉は決まって「言い訳」だからです。

まずは言い訳をやめることで、あなたの人生をもっと素晴らしいものに変えていくことができるのです。自分が口にする言葉に無頓着になっていませんか? 「言い訳しない生き方」をするためのポイントをまとめてみました。

言い訳をしているうちは
変わらない

言い訳をすることが癖になっている人は、どうすれば良いのでしょうか。そんな人は、言い訳の代わりに、「じゃあ、どうやったら解決できるのかな?」と考えるようにしてみましょう。すると潜在意識も変わって、物事をプラスにするための答えを探すようになります。ちょうど、神経伝達回路であるシナプスの向きを自分で調整するようなイメージです。

何も考えずにいると状況に流されてしまいがちですが、言い訳しないように意識することで、今ある目の前の状況の中で、もっともポジティブな選択ができるようになります。その結果、やれることが一気に増えるのです。

こういうマインドは、毎日の習慣で身につけるもの。何年かかかりますが、日々の積み重ねで確実に変えていくことができます。

妄想で突っ走れる人が
成功する理由

「自分を変えたいのに変われないんです」と言う人がいます。そういう人たちがいつまでたっても変われないのは、ずばり「イメージ力が足りないから」だと思います。変わりたいというモチベーションを支えるのは、イメージ力です。妄想が膨らむと行動は自然に促されて、迷ったり不安になる暇もありません。

このイメージ力は、日々のトレーニングで身につけることができます。映画を見たとき、「主人公が自分だったら…」と現実に置き換えてイメージするのです。映画が終わった途端、「どうせフィクションだし」と日常に戻ってしまいますが、「どうせ○○だし」という言葉こそが言い訳です。イメージし続けて、訓練してください。

そもそも、成功している人は常に未来をイメージしています。妄想が得意で、その状態をイメージしたまま行動しているのです。なりたい自分になるには、今の視点ではなく、「すでにそうなっている自分」という未来の視点から、すべての物事を見るようにすると良いでしょう。すると、発言も振る舞いも変わり、結果も変わります。

「○○だからできない」という
思い込みを疑う

「やりたい仕事があるけれど、結婚や出産時期を逃したくない」という悩みが女性にはあります。確かにその気持ちも分かりますが、この心配は、「結婚や出産は、仕事の障害になる」という発想からくるもので、その根底には“両立するのが難しい”という思い込みがあるのではないでしょうか。まずはそのことに自分で気づいてください。

「○○だから難しい」とできない理由を考えているとき、ふと我にかえって「これは思い込みかも」と疑ってみると、すべてがただの言い訳だなと気づきます。

というよりも、実は本気でそれがしたいと思ってはいないのではないでしょうか。人は変わることを恐れる生き物です。本能的には、変化よりも安定を求めてしまうもの。意識から変えないと、人は変われません。言い訳がなくなると、自分の可能性が広がるし、楽しくラクに生きていけるようになりますよ。

つねに真っ白な
キャンパスを!

「私って昔からこうだから」「私っていつもそうなんだよね」

これらはすべて、過去の自分のパターンから“自分はこう”と決めつけている状態です。過去の延長線上に今や未来があると思い込んでいるのです。この考えは良い場合と悪い場合があります。

コツコツ努力してきた過去が、今をつくり、未来の夢につながる場合や、過去の良い習慣が今の自分のマインドや行動を作ることに繋がっているのは良い例です。

悪い場合は、過去に失敗した経験から、きっと未来もうまくいくはずないと思ったり、昔に言われて嫌だったことがずっとトラウマになって心から消えないパターンです。この悪いパターンを自分がしているなと気づいたら、今すぐ手放しましょう。

過去への執着を手放せば、誰だって未来のチャンスを手に入れることができます。それなのに多くの人は、どうしてもこれまでの色が消せず、その上から新しい絵を描こうとしています。今を白紙と捉えましょう。そのキャンパスに未来のイメージから降りてくるものを描くことが大切です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。