「ドS先生」が美しいボディのために自分に課す5つのこだわり
体を鍛えるにも、女性らしくしなやかでいて、細くて強い身体というのが理想的だとは思います。こんな身体を実現しているトレーナーの山口絵里加さん。トレーニングなど厳しく指導をする姿が、各種メディアで「ドS先生」なんて紹介されるくらいストイックな彼女。そこまで自分を律してトレーニングするのはちょっと……と思うんだけど、彼女のような美しいボディは欲しいっていうのも本音だったり。
話を聞けば、トレーニングということだけでなく、現在の姿をキープしつづけるために何をしているのか、5つのシーンでのこだわりが見えてきました。
それは日々の姿勢だったり、水を飲むのも「抗酸化水」を選んだり、眠る前にはちゃんと疲れをとっておいたり、誰もが常日頃やっている場面でちょっとだけケアすることでした。
現在まではパーソナルトレーニング3,000人以上を経験し美コアトレーニング方法を考案。グループレッスンでは1ヶ月東京都内のみで13,000人が受講するプログラムへと成長させ、YouTuberや各メディア、雑誌で話題の今注目のカリスマトレーナーである。
01.日常の姿勢から
トレーニングすることが大事なのは当然なのですが、それ以外の時間にも山口さんは心がけているみたいです。
心がけていることというと、日々の座るときは背もたれを使わないこと。立つときはかかとに全身を乗せるイメージをして立つことで体幹を常に使う意識をすることだったり、呼吸は日々止めないように意識すること。そして、「ストレスが溜まったなあ」とか「疲れたな」と感じたときは大きく深呼吸をすること。
このように日常の呼吸ひとつや体幹を意識するということで、身体は確実に変化すると言います。彼女のように常日頃からの意識って、ストイックなようでいて、実は時間を無駄にすることなく自分を美しくさせるということですよね。
02.入浴するとき
おそらく毎日お風呂やシャワーを浴びるのを欠かしていないのが現代人の暮らし。この習慣も週に2回くらいは工夫してお風呂に入ることで、身体を温める効果をアップさせるみたいです。
次の順で行うヒートショックプロテイン入浴方法というのがあり、運動した日、または、週に2回を目安に意識して入浴し、筋肉痛緩和、美肌、脂肪燃焼、病気知らずの身体を目指していきます。
1:38℃のお湯を張ります
2:首までつかります
3:43℃にお湯を追い炊き、または、お湯を足して沸かします(その際も首までつかったまま)
4:43℃に設定されたらそこから首までつかった状態のまま10分間たえます
5:お水の補給を忘れずに(超軟水アルカリ水でさらに細胞の活性につなげます)
ただ身体の汚れ落としてキレイにするというだけでなく、上記の方法をとって入浴の質をあげることが大事なようですね。
03.就寝する前に
お風呂とともに、睡眠を毎日とっていないという人はほぼいないはず。この毎日のおやすみの際も、ただ漫然とベッドに入るのではなく、その日の疲れをとっておこうととのこと。山口さんは、あまり力を入れ過ぎないレベルで行う、リンパマッサージなど眠りの質を上げる準備について教えてくれました。
睡眠の質をあげるための準備として次のことをしています。
1:寝る2時間前には食事は終わらせる
2:コーヒーなどカフェインの摂取は控える
3:ストレッチで身体をしっかりほぐす
4:疲れた箇所は更にボディークリームでマッサージをそして、こんなことにも注意してもらいたいです。
・マッサージは力を入れすぎない
・骨のきわをなぞるように刺激する
・コーヒーを4杯以上1日に飲んでしまう方は、特に夜寝る前の摂取は控えましょう
04.睡眠についても時間をケア
眠りにつく前のケアをしたら、あとは眠るだけ……ではなく、その眠りの時間についても気を配っているのだとか。山口さんは7時間ほどの睡眠時間をとるようにしているそうです。
22時から深夜2時までの時間帯は、しっかり睡眠をとれるようになり、ふたつの女性ホルモンの働きが活発になって、むくみ知らず、美肌効果に期待できます。
7時間寝ていても寝た気がしない方は、熟睡できていない(体内時計を調節する睡眠のためのホルモン=メラトニンの分泌が少ない)可能性があります。また、落ち着いて眠るために必要な精神を安定させるために大切なホルモンであるセロトニンは、まず普段からの食事の見直しをすることで改善されると思います。食べ物としては 豆類、バナナ、魚、肉です。
質の良い睡眠は、それだけでもホルモン分泌などによりカロリー消費にもつながるといいます。食事から睡眠の質のことを考え、ケアしておくべきようですね。
05.食事のとり方だって考える
毎日欠かさないことといえば、やはり食事。生きていくには必要なことです。タンパク質やビタミンは美しくあるためには大事なもので、必要な量はちゃんと摂るべきなのですが、注意も必要な様子。
食事は“しっかり食べて、動くこと”が条件。
そして、糖質脂質は極力全体的に抑えてタンパク質を多めに摂取しています。朝と昼は炭水化物OKですが、夜は炭水化物は抜くようにしてますね。野菜は、色の濃いものを中心に食べていますね。良質な油(オリーブオイル、ゴマ油)はOKですが、摂りすぎには注意をしてますよ。
これらとともに、山口さんは水をたっぷり飲むことも重要だと教えてくれました。水分は、血液循環、代謝、体温調整、内臓の働きに大きく作用するといいます。また、身体が酸化することで老化を招くのも「抗酸化水」を摂ることなどでケアしていくのもひとつの方法。
何気なく摂っている水分も、何を選ぶか意識するだけで身体への差が生まれるんです。
鍛えるだけじゃ手に入らない
美しい身体でいるということ
運動も大事なのは当然だけど、生活や食事といった暮らしの中でのバランスを毎日心がけてこそ、細く強く美しいボディを保てるようです。日々、これだけのことを注意している山口さんが「ドS先生」って呼ばれるのが理解できる気もします。
でも、これってよくよく見直すとひとつひとつは特別なことをしているのではなく、真摯に“ちゃんと”生活しましょうって程度のこと。 負荷の大きいトレーニングをいきなり始めるのはさすがに厳しいけど、日々の暮らしの中で挙げた5つの場面でケアするくらいなら、あなたも始められそうですよね。
毎日飲むものだから始めやすい
手始めに、何気なくコップに満たしていた水分から変えていくのはどうでしょう。オススメは山口さんが運動前に飲むようにしているという「トロロックス」です。九州大学との共同研究で、老化や病気の原因と言われている活性酸素を打ち消す「抗酸化物質」を含むことが発見された天然の「抗酸化水」。
この「トロロックス」の特長に、軟水を超える“超軟水”っていう点があります。硬度が1.12と、軟水で知られる日本の一般的な天然水の硬度が30〜60なので、比較しても桁違い。超軟水ということで、口当たりもまろやかな天然水は、赤ちゃんにオススメされるくらい飲みやすいし、これでご飯を炊くと、ツヤも旨味もでて美味しいらしいです。
口にするものから「ドS先生」山口絵里加さんのこだわりを真似て、あなたもしなやかな美ボディを目指すのはいかが。