あの「テスラ」と「ディズニー」が夢の国でコラボか?
アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド(Walt Disney World)でテスラ(Tesla)のクルマに乗れる日が来るかもしれない──。
あのテスラとディズニーが、電気自動車を普及させるためにパートナーシップを組むことを協議しているという報道が注目を集めている。
テスラといえば、何かと話題のイーロン・マスク率いるアメリカのEV(電気自動車)メーカー。
最先端のバッテリーと、日々性能を進化させるワイヤレスアップデートを搭載したテスラのEVは、環境問題やテクノロジーへの感度が高いミレニアル世代の若者から熱烈に支持されている。
そんなテスラブランドの車両の導入が検討されているのは、ディズニーの本拠地であるフロリダ州オーランドの「マジック・キングダム(Majic Kingdome)」内にある「トゥモローランド・スピードウェイ(Tomorrowland Speedway)」という乗り物。
未来をテーマに造られたサーキットをレーシングカーに見立てたゴーカートで走る、というアトラクションは子どもから大人まで大人気。
現在この施設で使われているゴーカートはガソリン式だが、テスラとディズニーが組めばEVに変更になる予定だ。しかも、その車両にはテスラのロゴが入るという。
夢の国・ディズニーで、テスラブランドのゴーカートを体験した子どものなかには、将来乗りたいクルマとしてテスラを挙げる子も出てきそうだ。
このパートナーシップは、自然に優しいだけでなく、Disneyとしては環境に配慮した企業というイメージアップを、テスラとしては幼少期からのファン醸成を実現できる……と、まさにいいこと尽くし。
まだ噂話の段階だが、アメリカを代表するこの2企業のコラボが実現すればおもしろくなりそうだ。
Top image: © Artur Widak/NurPhoto via Getty Images