戦後から続く個性豊かなアート密集地「日本橋・京橋」を楽しむイベントが開催

東京都中央区の日本橋・京橋エリアは、銀座と比べてアートの街として認知度が低いが、じつは戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画など約150の専門店が集積する、東京でも指折りの歴史あるアートカルチャーの密集地だ。

4月23日〜4月25日の3日間開催される「東京アートアンティーク2020〜日本橋・京橋美術まつり〜」は、その地域性を活かし、普段は訪れる機会の少ない老舗の古美術店や画廊にも足を運んでもらい、アートの魅力に触れてもらうことを目的として開かれ、およそ97軒の美術店・画廊が参加する。

年々増え続けている来場者に楽しんでもらうため、トークイベントや初心者でも気軽に入札体験ができる来場者参加型のイベント「チャリティ入札会」が実施されるほか、参加店のうち50軒余が企画展を開催。

美術館のようにガラス越しに鑑賞するのではなく、実際に手に取り、触れて、店主や作家と語り合い、アートと人の繋がりを感じることができる貴重な機会となる。

「東京アートアンティーク」は「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年に始まり、2010年に名称を「東京アートアンティーク」と改めてから、今回で11年目。2020年も引き続き、美術の街として情報の発信と美術品の素晴らしさを伝える内容になるとのこと。この機会に古美術の世界をのぞいてみては?

©2020 東京アートアンティーク実行委員会
©2020 東京アートアンティーク実行委員会

東京アートアンティーク2020 ~日本橋・京橋美術まつり~

【公式サイト】http://www.tokyoartantiques.com/

Top image: © 2020 東京アートアンティーク実行委員会
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