この世が無重力ならば、すべての女子の「おっぱい」は「丸」になる

あらためて日常生活における「バスト」の動きを観察すると、何気ない動作のなかでも、バストはあらゆる方向に動いており、皮膚が伸びた状態になっているのだとか。

では「無重力状態」において、バストは一体どうなるのか?

長年にわたり「からだの動きとバスト」に関する研究を続けてきた「株式会社ワコール」では、飛行機で急上昇したあとに急降下することで、約20秒間の無重力状態を生み出し、その間にバスト計測を実施。

すると、無重力状態でのバストは、底面が上がって「丸」に近づき、皮膚への負担が少ない形状になったという。

©2020 株式会社ワコール

ちなみに、バストが日常的にさまざまな方向に動いている様子はこんな感じだ。

「眠っている時」は.....

©2020 株式会社ワコール
©2020 株式会社ワコール

こうなっている。

「スポーツをしている時」は......

©2020 株式会社ワコール
©2020 株式会社ワコール

こう。

そのほかの「日常生活」では......

©2020 株式会社ワコール
©2020 株式会社ワコール

こんな感じだ。

実際に、オフィス勤務の会社員を対象に就業時間内でバストの動きが大きくなる30度以上の前傾動作の実態調査をおこなうと、平均して10分に1回は前傾姿勢をとっていることが判明したのだという。

ワコールでは、普段から自分の体に合ったブラジャーを着けることを推奨しているが、今回の実験や観察から、それに加えて「シーンに合わせてバストの動きを抑えるブラジャーを着けること」「重力からバストを守ること」につながると説いている。

無重力に近い状態でのバストは、その人のバストで実現可能な、自然で丸みを帯びたきれいなバストになる。......が、私たちは重力のあるなかでこれからも生きていかねばならない。

だから、もっとも馴染み深く、日々進化するフェムテックともいうべき「ブラジャー」を有効活用して、楽しい毎日を送りたい。

Top image: © iStock.com/PeopleImages
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。