ケリー・スレーターが世界最大級の「人工サーフィン施設」を建設予定
開催を目前に控えた東京オリンピック。今回は、本大会に追加種目として採用された「サーフィン」にまつわるニュースを。
カリフォルニアに世界最大の“人工サーフィン施設”が建設されるそうだ。
手がけるのは、数々のワールドタイトルやパイプマスターなどの記録をもつプロサーファーのケリー・スレーター。
総工費は約2億ドル。人工波のウェイブプールのほかに、ホテルなどのリゾート施設やレストラン、600戸の住居も含む複合施設となる見込みだ。
建設を予定しているカリフォルニア州ラキンタの広大な土地は、ゴルフ場と750戸の家が建てられる予定だったのだが、このたび建設が決定した人工サーフィン施設は、ゴルフコースよりも少ない水量で運営できるのだとか。
どのポイントで入るかチェックしたり、乗る波を見極めたり、自然と対峙することがサーフィンの醍醐味だったりする。一方、人工波のサーフィンなら、自分のレベルや好みの波に、天候に左右されずいつでも乗ることができる。
なお、着工は2021年、オープンは2022年を予定している。
競技としてサーフィンをおこなうのであれば、平等な環境を作り出せるウェイブプールはありかもしれない。
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